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スレート瓦のリフォームには屋根塗装ではなく屋根カバー工法をする理由

今回、お客様から屋根のカバー工法工事をしたいとのお問合せがありました。

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①施工前の写真です。スレート屋根は構造上、ルーフィングが防水の役割をはたしており、ルーフィングの寿命は25年~30年ですのでしかるべきタイミングで葺き替え工法ないしカバー工法が必要になります。今回はカバー工法についてです。
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②まず、既存のスレート屋根材の上に新しくルーフィングを敷いていきます。ルーフィングにも種類がありますが今回はお客様の要望で遮熱のエコルーフィングを使用しました。特徴としては高い遮熱効果があり室内の温度を快適に保てたり、結露が抑えられ湿気が発生しにくいため、下地の腐食や変形、カビなどを防いでくれます。

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③ルーフィングを前面に敷き終えたら次に屋根材を葺いていきます。今回は横葺きなので下から屋根材を葺いていきます。
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④材質はガルバリウム鋼板です。ガルバリウム鋼板にも種類がありますが今回はデクラ屋根システムの超軽量屋根、セネターというものを使用しています。特徴は1㎡あたり7.0kgで軽い!表面に天然石が吹き付けてあるため、遮熱効果があることと半永久的にメンテナンス不要でメンテナンス費用が掛からないというメリットがあります。

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⑤屋根材を上まで葺き終えたら次に棟板金を取り付けていきます。棟板金も屋根材と同じ材質を使用しています。
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⑥棟板金を取り付けたら完成です。セネターはデザイン性に優れており半永久的にメンテナンス不要ということで最近では新築時の屋根にも使用されるようになってきています。ご自宅が築25年~30年でスレート屋根材を使用していましたら是非一度弊社にお問い合わせください。いろんな観点からアドバイスをしてお客様のご希望に沿ったリフォームをご提案させて頂きます!
外壁塗装のついでに屋根塗装、という発想になりがちですが実は屋根は外壁と比較し非常に劣化するためほとんどのケースで屋根塗装が不向きな場合が多く見受けられます。予算的に高額になるので葺き替えやカバー工法を避けがちですが基本的に屋根は塗装では長持ちしませんし塗装では雨漏りは防ぐことができません。
長期的な安心を考えて際には屋根カバー工法が断然有利です。