外壁って高圧洗浄でキレイになるの？

先日、お客様から一件のお悩みについてご相談がありました。

・外壁に緑色のコケや黒カビが生えてきたから気になってしょうがない
・まだ大きな出費は控えたいから塗装工事はしたくない
・何とか格安で外壁をキレイにする方法はないか

このようなお悩みは皆さまお持ちではないでしょうか。
実はこんなお悩みにぴったりの、「特殊外装用洗浄剤を使用したバイオ洗浄工事」があります。

新築から時間経過すると、様々な汚れが発生しますよね。

外壁の緑のコケ汚れ

黒い水アカ汚れ

枕木などエクステリア木材

土間コンクリート

「特殊外装用洗浄剤を使用したバイオ洗浄工事」ならこういった外壁の汚れを除去することが可能です。

■洗浄のポイント３つ
#1 外壁の塗膜が劣化していないか？
これはすごく大事です。外壁の塗膜が劣化するとチョーキング（白亜化）現象というものが発生します。
チョーキングとは、塗料内に含まれている顔料が粉になり外壁の表面にでてくることです。
長年の熱、紫外線、風により劣化してしまう現象ですが、これがひどく発生している状況で高圧洗浄をかけると洗浄痕というものが発生し、洗浄することで逆に美観性を損ねる可能性もあります。

チョーキング（白亜化）現象が発生し指に粉が付着した

チョーキング（白亜化）現象がおきているお家を洗うと、こんな洗浄痕が発生する

洗浄が行えるレベルのチョーキングかどうか、我々プロのスタッフに診断を依頼してください。


#2 換気フードやルーバーサッシ部は洗浄できない？
かなり危険です。基本的に足場仮設をともなわない外壁洗浄については下から高圧で水を放射します。
換気フードは下側に排気するため穴があいており、そのまま水をかけると室内に入水する可能性があります。
足場がない限り、ビニルなどでふさぐこともできず結果洗いにくい箇所になります。
ルーバーサッシも同様でルーパーは閉じていても、下側に多少のクリアランスがあり下から水をかけると構造によっては雨漏れリスクがあります。

換気フードです。下から高圧でかけた場合に漏水の危険がある

ルーバー型のサッシです。雨などで水が入ることはありませんが、下から高圧でかけた場合に漏水の危険がある

#3近隣に迷惑がかからない？
高圧洗浄を実施すると霧状の水分が飛散します。
また外壁下部は泥汚れなどがあり、高圧洗浄を行うと泥が飛び跳ね、近隣の外壁やエクステリアを汚してしまう恐れがあります。 養生作業などを丁寧に行っても全て防ぐのは無理です。
そのため事前の挨拶をしっかりし、飛散があることを伝えたうえで本体洗浄後に近隣様のおうちも一緒に洗い流すなど適切な対応が必要です。

外壁の洗浄中　北面

外壁完了　北面

外壁の洗浄中　南面

外壁完了　南面

枕木のエクステリア材　洗浄中

枕木のエクステリア材　完了

土間コンクリート　洗浄中

土間コンクリート　　完了

■まとめ
外壁は「特殊外装用洗浄剤を使用したバイオ洗浄工事」でキレイにすることができます。

ただし、ご注意頂きたいのでは「根本的な解決」や「外壁の保護」をしたわけではありません。
あくまで汚れを落としたに過ぎないということです。
外壁は10年もたてばそれなりに痛みますし、目地のコーキングも割れたり、剥がれたりと様々な劣化が発生しています。
洗うことで外壁が綺麗になると、そういった痛みも見えるようになり外壁の割れやコーキングの劣化が気になって結局塗装工事をしたというお声もよく聞きます。
繰り返しにはなりますが、建物のこと大切に考えられるのであればこのタイミングで我々プロのリフォーム会社に外壁の状態について診断、見積をしてもらうようにしてください。

■補足
補足ですが、土間コンクリートや擁壁も洗浄することでかなりキレイになります。

こんな汚れが、、、

土間コンクリート、駐車場部分　洗浄前

こんなきれいになります。

土間コンクリート、駐車場部分　洗浄後

リフォームスタジオニシヤマではお客様のご要望、建物の状況、今後のライフプランに合わせて最適な工法を提案します。
気になったことはお気軽にお問合せください。