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クリヤー塗装について 意匠性サイディングの模様をそのままに

クリヤー塗装について

今回はクリヤー塗装についてご紹介します。お客様より現地調査依頼があり、お伺いして建物を診断しました。

お客様とのお話しの中で現状の外壁デザインが気に入っており塗装しても今のデザインを残したいとご希望されました。そこで今回はクリヤー塗装をご提案しました。クリヤー塗料というのは透明な塗料で外壁材に塗装しても現状の風合いをそのまま残すことができます。


今回使用したクリヤー塗料はGAISOの無機ACEクリヤーです。無機ACEクリヤーは全国に106店舗展開する外装リフォーム専門店ネットワークのガイソーグループが独自で開発した無機塗料です。この塗料には多くの特性があります。


1つ目は超高対候性です。
無機成分(オルガノポリシロキサン)を有する最上級の無機・有機ハイブリッド塗料で長期間にわたって建物の美観を維持することによりメンテナンス回数を減らしとタールコストを抑えることができます。
実際に宮古島試験場での9年間の暴露試験においても他社の塗料と比較して圧倒的な耐久年数(20~25年)を誇っております。


2つ目は超低汚染性です。親水性に優れた架橋剤を配合することにより、従来の塗料では実現できなかった超ハイレベルの耐汚染性が備わっています。 そのことにより空気中の汚れや雨筋などの汚れが付きにくく、長期で外壁の美観を維持します。 また、親水性とは水滴をはじく撥水性と逆の現象で、塗膜表面に水がなじむことにより汚れを落とすセルフクリーニング機能が備わっております。


3つ目は不燃性です。
一般的な塗料は石油化合物のため燃えやすいのですがガイソーウォール無機ACEクリヤーは無機成分の配合が多く燃えにくい塗膜を形成します。そのため万が一火災が起きても延焼防止効果があります。


4つ目は防カビ・防藻性です。外壁に付着している大半の汚れがカビ・藻によるものです。 防カビ・防藻効果により超低汚染性やセルフクリーニング能力同様に長期で外壁の美観維持の手助けをします。


最後5つ目は柔軟性です。
一般的な無機塗料は硬質であり塗膜が割れやすいという難点があります。しかしガイソーウォール無機ACEクリヤーは無機と有機のハイブリッドによりバランスのとれた強靭で柔軟な塗膜の形成が可能です。塗料の説明は以上になります。


ここからは実際のクリヤー塗装施工手順をご説明していきます。


初めに外壁を洗浄します。

次に十分、外壁が乾いている状態で下塗り材を塗装していきます。

下塗りが乾いたのを確認したら最後に上塗りをしていきます。

完成です。

クリヤーでの塗装にご興味がある方やその他、ご自宅のメンテナンスをお考えの方は是非一度、総合リフォームを手掛けているリフォームスタジオニシヤマまでお問い合わせ下さいませ。建物を細部まで診断したうえで、最適なご提案をさせて頂きます。