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施工事例

トタン外壁の塗装&屋根漆喰 豊田市幸穂台 I様邸 SPネオ無機コート

中根建築の外壁塗装、豊田市の外壁塗装の施工事例です。
リフォーム内容 外壁塗装 屋根漆喰 付帯部板金
リフォーム期間 9週間
リフォーム金額 ¥2,600,000-
ハウスメーカー 中根建築
地域・築年数 豊田市 築40年
使用材料 澤政興業株式会社「SPネオ無機コートⅡ」:25-85B  
【掲載番号 2019090043 】


外壁塗装 屋根漆喰 付帯部板金 完成写真(外壁①:25-85B 付帯部:こげ茶色 軒天:N-87)

完工写真1

 
チラシからお問い合わせ頂きました、中根建築、豊田市のI様邸です。

外壁塗装、 屋根漆喰、 付帯部板金を行いました。

使用材料は、外壁①:澤政興業株式会社「SPネオ無機コートⅡ」です。


外壁塗装 屋根漆喰 付帯部板金 施工前

施工前1

 

足場設置

【足場設置工事】設置中
施工中です。
 
【足場設置工事】完了全景
設置完了です。
 

仮設足場設置工事です。作業の安全性を確保することは勿論のこと
近隣への塗料飛散なども防止するために必要な工事です。



コーキング工事(外壁の目地のシーリング打ち替え工事です。 ジョイントエンペラー使用)

【シーリング工事】施工前
施工前です。
 
【シーリング工事】既設撤去
既設撤去します。
 
【シーリング工事】マスキング貼り
マスキングしていきます。
 
【シーリング工事】プライマー処理
プライマー塗布します。
 
【シーリング工事】コーキング充填
コーキング充填します。
 
【シーリング工事】ヘラ押さえ
へらで押さえ込みます。
 
【シーリング工事】完了
完了です。
 


最近ではコーキングの性能も向上しており高品質、高耐久のものが販売されるようになりました。
塗料の高耐久化が進んだ昨今では「塗料の耐用年数」と「コーキングの耐用年数」アンバランスが問題となっていました。 一般的なコーキング(シーリング)はJIS規格では7020または8020という規格のものが多用されています。これらの規格のものですと高耐久塗料と比較した場合、耐用年数が短くなってしまい塗料の劣化の前にコーキングが先に劣化してしまうという現象が起こります。 これを解消するために高耐久シーリングを使用する必要が出てきました。
そこで今回使用したシーリング材が「ジョイントエンペラー」です。当社とメーカーが直接契約を結び提供して頂いている建材です。このジョイントエンペラーJIS規格で規格では9030というもので実に耐用年数が20年と非常に長寿命です。 大手ハウスメーカーの新築工事にも同等のシーリングが使用されていますね。



バイオ洗浄(特殊な専用洗浄剤を使ってカビやコケを根こそぎ落とします)

【バイオ洗剤準備】原液混入
バイオ洗浄原液混入。
 
【バイオ洗剤準備】洗浄液攪拌
バイオ洗浄原液撹拌。
 

人間でもお風呂に入った際や洗顔の際には必ず石鹸を使いますね。水洗いのみ(高圧洗浄)で汚れを落とそうとすると水圧を必要以上に高圧にする場合があり、適切な水圧を保ちカビや汚れの原因となる「菌」まで根こそぎ洗浄します。


バイオ洗浄とは?

外壁塗装 愛知県 豊田市 外壁塗替え 愛知県 豊田市

※音が出ますのでご注意下さい。



外壁洗浄

【外壁洗浄】バイオ洗剤塗布
バイオ洗浄塗布です。
 
【外壁洗浄】高圧水洗浄
高圧洗浄します。
 

屋根洗浄

【屋根洗浄】バイオ洗剤塗布
バイオ洗浄塗布です。
 
【屋根洗浄】高圧水洗浄
高圧洗浄します。
 

外壁塗装1 澤政興業株式会社「SPネオ無機コートⅡ」使用

【外壁塗装1】施工前
施工前です。
 
【外壁塗装1】下塗り1
シーラー塗布です。
 
【外壁塗装1】中塗り
仕上げ塗装1回目です。
 
【外壁塗装1】上塗り
仕上げ塗装2回目です。
 
【外壁塗装1】完了
完成です。
 

現在ではほとんどの場合ローラーで施工します。外壁の形状や塗料の種類によっては吹き付け塗装を行う場合もありますがリフォーム工事や改修工事の場合、 近隣が隣接しているケースが多いことから塗料飛散を防止するためにもローラー仕上げが主流となります。吹き付け塗装よりもローラー施工のほうが塗装の膜厚(塗膜)が厚くなるため外壁保護の観点からすると優位性が有ります。 平滑な面への塗装などは吹付けを行うこともあります。
ここ数年でフッ素系や無機系塗料などに代表される高耐久塗料やガイナやアステックペイントなど断熱効果のある高機能性塗料などが普及してきました。 建物を綺麗にするだけでなく付加価値を求められる方が増えてきていますね。
3回塗りが基本となりますがサイディングなどの外壁材の状態に応じて4回以上塗装する場合もあります。
ここで大切なのは塗る回数よりも塗布量がしっかりと守られているかがどうかです。回数を重ねても1回の塗布量が少なければ意味がありませんね。



付帯部塗装(軒天塗装)

【軒天塗装】ケレン作業
ケレン作業です。
 
【軒天塗装】下塗り
仕上げ塗装1回目です。
 
【軒天塗装】上塗り
仕上げ塗装2回目です。
 
【軒天塗装】完了
完了です。
 

軒天の仕上げ塗装工事です。上裏(あげうら)とも表現します。外壁塗装とは異なり湿気の帯びやすいこの部分にはカビの生えにくい専用塗料で塗装します。塗料の粒子が細かく基材に浸透しやすいため高い吸着力があり目地や釘頭などを目立ちにくくする効果もあります。



付帯部塗装(雨樋塗装)

【雨樋塗装】ケレン作業
ケレン作業です。
 
【雨樋塗装】下塗り
仕上げ塗装1回目です。
 
【雨樋塗装】上塗り
仕上げ塗装2回目です。
 
【雨樋塗装】完了
完了です。
 

雨樋等の付帯部にも外壁に塗装した塗料と耐用年数を合わせる事で長持ちさせます。劣化がひどくひび割れや歪みがひどい場合には塗装ではなく交換が必要になる場合があります。 軒樋の勾配が悪くなるとそこに水やホコリが溜まり、苔や雑草などが生えてくる場合もありますので必要に応じて勾配調整を行いましょう。
雨樋の内側は塗装することができないため紫外線劣化が進みやすく築20年以上経過している場合は交換が望ましいですね。種類によっては樹脂の中に鉄板が入っているものも有りますのでそうした耐久性の高いものがおすすめです。



付帯部塗装(雨戸塗装)

【雨戸塗装】ケレン作業
ケレン作業です。
 
【雨戸塗装】下塗り
仕上げ塗装1回目です。
 
【雨戸塗装】上塗り
仕上げ塗装2回目です。
 
【雨戸塗装】完了
完了です。
 

雨戸はフレームがアルミ、波板部分が鉄製という構造が一般的です。鋼板部分はケレン作業(目荒し)の後、サビが出ている場合は錆止め処理を行った後、仕上げ塗装に入ります。 表面が平滑なため刷毛ムラを出さないように吹き付け塗装をすることが一般的です。但しアルミ部分は基本的に塗装ができないためフレームはそのまま使用します。 シャッターの場合は上げ下げの際に鉄部同士が擦れるため特別な要望のない限り塗装はしません。シャッターボックスのみ塗装します。



付帯部塗装(庇塗装)

【庇塗装】ケレン作業
ケレン作業です。
 
【庇塗装】下塗り
仕上げ塗装1回目です。
 
【庇塗装】上塗り
仕上げ塗装2回目です。
 
【庇塗装】完了
完了です。
 

庇は鋼板製のものが多く、雨戸やシャッターボックスと同様に塗装します。中には雨だれが庇の上に落ちて「トントン」という音が気になる場合は特殊な塗料を使用することで不快な音を軽減することが可能です。時々ハウスメーカーに見られる 塩ビ鋼板を使用している場合は通常の下処理では剥離の原因となるため専用のプライマー処理をした後に塗装をします。



付帯部塗装(基礎塗装)

【基礎塗装】下塗り
仕上げ塗装1回目です。
 
【基礎塗装】完了
完了です。
 

基礎は鉄筋コンクリート製ですがコンクリート事態は水を吸いますので慢性的な水分吸収があるとコンクリート内にある鉄筋が腐食し錆による鉄筋の膨張により基礎の爆裂が起きる危険性があります。 こうした現象をコンクリートの中性化と言い本来コンクリートはアルカリ性ですが酸性雨や水分による鉄筋の腐食でアルカリ性からpH値が下がることで急激に強度を失ってしまいます。 こうした現象を少しでも抑えるように基礎コンクリートの表面保護として専用の塗装工事が必要となるのですね。



屋根塗装 なし使用

【屋根塗装】施工前
施工前です。
 
【屋根塗装】下塗り1
シーラー塗布1回目です。
 
【屋根塗装】中塗り
仕上げ塗装1回目です。
 
【屋根塗装】上塗り
仕上げ塗装2回目です。
 
【屋根塗装】完了
完了です。
 

屋根材には陶器瓦、金属瓦、セメント瓦、スレート瓦などがありますが、カラーベストはスレート屋根材に分類されます。施工には一般的に塗装が用いられるケースが多く見受けられますが注意点がいくつもあります。 洗浄後の下処理が万全に行われていないと数年で塗膜が剥がれてきます。また塗装することでカラーべストとカラーベストの間の通気層が塞がれてしまうことで屋根裏の湿気を外部に排出することができなくなり下地が腐ってしまう場合もあります。 こうした不具合を避けるためタスペーサ等を用いて通気層を確保した後塗装をする必要があります。 またカラーベストの中には塗装できない(塗装しても基材から剥がれてしまう)ものも存在しますのでどのようなメーカーのものが使用されているかなどの確認作業も必要です。 近年ではノンアス(アスベストを使用していない)タイプのスレート瓦が使われていますが以前はアスベストが含有されているものが主流でしたので葺き替えなどの際には廃棄処分にも注意が必要です。



付帯部塗装(熨斗板金塗装)

【熨斗板金塗装】ケレン作業
ケレン作業です。
 
【熨斗板金塗装】仕上げ塗装1回目
仕上げ塗装1回目です。
 
【熨斗板金塗装】仕上げ塗装2回目
仕上げ塗装2回目です。
 
【熨斗板金塗装】完了
完了です。
 

付帯部塗装の一部で下屋根と2階外壁の取り合い部分です。このような水切りは外壁を伝った雨水が直接当たるので劣化の進行が早い場合も見受けられます。ケレン作業で異物やサビなどを除去した後塗装工事に入ります。 稀に見られますが新築時にこの水切り部分の仕舞が良くなく、雨漏りを起こしているケースが有ります。塗装工事を行う前段階つまり現地調査の段階でそうした不具合が起きていないかどうかを確認する作業が必要となります。 不具合が発見された場合は外壁を一部剥がして水切りを取り替える必要があります。



材料検収 (実際に使った材料を残します)

材料検収1

 
材料検収2

 
材料検収3

 
材料検収4

 
材料検収5

 
材料検収6

 

官公庁の物件では必ず行われる材料検収です。実際にその現場で使用した材料を写真に収め、見積もりと相違がないかを確認します。また塗装面積に対し必要缶数も算出できるため規定塗布量通りに工事が行われたかも確認することが可能です。

豊田市、I様邸では
外壁①:澤政興業株式会社「SPネオ無機コートⅡ」 
を使用しました。



板金工事(雨樋)

【雨樋板金工事】施工前
施工前です。
 
【雨樋板金工事】完了
完了です。
 

雨樋は基本的に塗装でも可能ですが経年劣化が激しい場合には取り換えをお薦めします。雨樋塗装は樋の内側を塗装することはできませんので内側の劣化が著しかったり勾配が悪くなっている場合は常時樋の中に水が残ってしまいそこへ土が溜まり草が生えてくるなどのケースも有ります。そうした場合は調整してもなかなか直らないので塗装ではなく交換をしましょう。



漆喰工事

【漆喰工事】大棟施工前
大棟施工前です。
 
【漆喰工事】大棟完了
大棟完了です。
 
【漆喰工事】鬼瓦施工前
鬼瓦施工前です。
 
【漆喰工事】鬼瓦完了
鬼瓦完了です。
 
漆喰工事は左官工事に分類されます。日本古来より親しまれてきた工事ですが最近の建物には殆ど見られなくなってきました。現在では南蛮漆喰といて水と練混ぜて簡単に使えるものが主流です。漆喰を撤去すると土が入っていますがここを湿らせてから漆喰を練りこんでいきコテで抑えていきます。乾燥に時間がかかるため施工時期を選ぶ必要がりますね。



豊田市 I様邸 外壁塗装 屋根漆喰 付帯部板金 完成

完工写真1

 
中根建築、外壁塗装、 屋根漆喰、 付帯部板金、完成です。

豊田市のI様、お世話になりました。

ありがとうございました!