リフォームスタジオニシヤマのカバー工法施工事例です。各工程を時系列に配置してあり、施工手順や価格、塗料の種類、工法など出来る限り細かく掲載しています。サイドメニューに地域別、塗料別でも事例検索できますので参考にしてみてください。
【掲載番号D546】
外壁カバー工法 完成写真 (外壁:オリーブグレー 付帯部:N-82 軒天:N-82)
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ホームページからお問い合わせです。
外壁カバー工法工事の豊田市榊野町 セキスイハイム施工のお住まいのにお住まいのY様邸です。
ニチハ株式会社「ガルバリウム鋼板」工法です。
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外壁カバー工法 施工前
足場設置
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設置中です。 |
完了です。 |
仮設足場設置工事です。作業の安全性を確保することは勿論のこと
近隣への塗料飛散なども防止するために必要な工事です。
コーキング工事 (外壁の目地のシーリング打ち増し工事です)
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施工前です。 |
マスキング貼りです。 |
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へらで押さえ込みます。 |
完了です。 |
カバー工法によって隠蔽されてしまう部分はカバー工法を行う前にコーキング(シーリング)の補修や打ち替えを行うことで万が一新設するカバー工法のが壁材の中に雨水が侵入しても建物内部には浸水しないように処置をします。カバー工法は耐用年数が非常に長いためこうした細かな工事が必要となります。
またサイディングは伸び縮みするためサイディングとサイディングの間にある
目地(板間)に施してあるコーキング(シーリング)が剥離を起こします。
またコーキングが直射日光にさらされることで
コーキング事態が劣化し固くなってしまいます。
この部分を打ち替える事が重要なのは勿論ですが、
ウレタン系、シリコン系、ポリサルファイド系など
コーキングにも種類が多数あります。
専門的になりますがモジュラス値やJIS規格も定められています。
どれも使用用途によって適材適所があり
どれでも良いというわけではなく外壁材の種類や使う塗料によっても
最適なものを選ぶ必要があります。
コーキングの進化はめざましく以前では考えられなかったような
高耐久、高密着のものも存在します。
何れの材料もプライマー処理や混合比率など
メーカー指定の施工基準にしたがって施工することが肝要です。
バイオ洗浄 (特殊な専用洗浄剤を使ってカビやコケを根こそぎ落とします)
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バイオ洗浄原液混入。 |
バイオ洗浄原液撹拌。 |
人間でもお風呂に入った際や洗顔の際には必ず石鹸を使いますね。
それと同じように10数年経過した外壁にも水洗いだけでなく
外壁用の専用洗剤を使って洗浄することをおすすめします。
水洗いのみ(高圧洗浄)で汚れを落とそうとすると
水圧を必要以上に高圧にする場合があり、
そうすると外壁材事態を痛める結果にもなるので注意が必要です。
バイオ洗浄(専用洗剤)を使用することで
適切な水圧を保ちカビや汚れの原因となる「菌」まで根こそぎ洗浄します。
バイオ洗浄とは?
※音が出ますので注意して下さい。
板金工事(帯撤去)
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施工前です。 |
撤去完了です。 |
新しく外壁材を被せるため既存の帯は撤去する必要があります。既存外壁を平滑にした後、樹脂胴縁などを用いて下地を作り仕上げ材(ガルバリウム鋼板)を貼り付けていきます。
外壁カバー工法
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施工前です。 |
施工中です。 |
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完了です。 |
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外壁カバー工法というのは文字とおり既存の外壁材の上から新しく外壁材を被せる工事のことを言います。外壁材の劣化が激しい場合は外壁塗装では密着力が低かったり外壁材事態が剥がれたりして外装リフォーム、外壁塗装の本来の目的である「建物を守る」事が達成できません。通常はガルバリウム鋼板製の外壁材を使用します。その他には若干高価になりますがアルミニウム鋼板製の物もあります。最近ではデザイン性の高いものが増えてきて凹凸が大きく高級感があるものも存在します。ガルバリウムやアルミニウムは耐蝕性が高く基本的には一度施工すれば以後はメンテナンスフリーです。また、外壁が2重構造となることで断熱性、遮音性の効果もあります。
施工に関しては既存外壁に付帯する配管や給湯器などの設備を一旦取り外す必要が有るため専門性が問われるのもこの工法の一つです。
付帯部塗装 (軒天塗装)
軒天の仕上げ工事です。上裏(あげうら)とも表現します。
外壁とは異なり湿気の帯びやすいこの部分には
カビの生えにくい専用塗料で塗装します。
塗料の粒子が細かく基材に浸透しやすいため高い吸着力があり
目地や釘頭などを目立ちにくくする効果もあります。
付帯部塗装 (雨樋塗装)
雨樋等の付帯部にも外壁に塗装した塗料と耐用年数を合わせる事で長持ちさせます。劣化がひどくひび割れや歪みがひどい場合には交換が必要になる場合があります。
軒樋の勾配が悪くなるとそこに水やホコリが溜まり、苔や雑草などが生えてくる場合もありますので必要に応じて勾配調整を行いましょう。
雨樋の内側は塗装することができないため紫外線劣化が進みやすく築20年以上経過している場合は交換が望ましいですね。種類によっては樹脂の中に鉄板が入っているものも有りますのでそうした耐久性の高いものがおすすめです。
付帯部塗装 (雨戸塗装)
雨戸はフレームがアルミ、波板部分が鉄製という構造が一般的です。鋼板部分はケレン作業(目荒し)の後、サビが出ている場合は錆止め処理を行った後、仕上げ塗装に入ります。表面が平滑なため刷毛ムラを出さないように吹き付け塗装をすることが一般的です。但しアルミ部分は基本的に塗装ができないためフレームはそのまま使用します。シャッターの場合は上げ下げの際に鉄部同士が擦れるため特別な要望のない限り塗装はしません。シャッターボックスのみ塗装します。
付帯部塗装 (パラペット塗装)
陸屋根構造の住宅にあるパラペット部分の塗装工事です。
屋根塗装
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完了です。 |
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折半屋根と言われる鋼板製の屋根材です。セキスイハイム施工のお住まいのに多く使用されていますが向上や店舗などにも多く使用されています。鉄骨造の屋根に使用され屋根勾配を緩くすることができる点と施工が早いことが特徴です。但し天井内の懐を浅く施工する場合が多く夏場は室内が非常に暑くなりやすい欠点もありますので遮熱塗料や断熱塗料で施工することをおすすめします。
今回はオレンジ系の色で塗装するとカラスが近づかなくなる?ということから写真のような色を選ばれました。
材料検収 (実際に使った材料を残します)
官公庁の物件では必ず行われる材料検収です。実際にその現場で使用した材料を写真に収め、見積もりと相違がないかを確認します。また塗装面積に対し必要缶数も算出できるため規定塗布量通りに工事が行われたかも確認することが可能です。
今回は日本ペイントのファイン4Fフッ素という塗料を使用しました。
外壁カバー工法 完成
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完成です。
Y様、お世話になりました。
ありがとうございました。
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