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バイオ洗浄

外壁塗装をご検討されている方であれば既にご存知かと思いますが、外壁塗装を行う前に「洗浄」を行います。
通常は「水洗い」と言って水道水を機械を使って高圧にし、建物についたホコリや汚れを洗い流します。
しかし、中にはカビやコケなどの落ちにくい汚れも存在します。これは高圧洗浄を行い、ある程度落とすことは可能ですが、カビやコケというのは根をはりますので、この根っこの部分まで分解洗浄をすることが大切となります。
通常の水洗いでも洗浄直後はきれいになったように見えますが、実は根っこの部分がとれておらず有機物である塗料を塗った際にそれを「エサ」として増殖してしまうのです。

バイオ洗浄とは、外壁の汚れを根こそぎ落とすために開発された外壁塗装洗浄専用の洗剤です。
高圧洗浄は汚れを物理的に掻き落とすという方法ですので、壁面にこびり付いている汚れがムラになって残ってしまうことが多々あります。
また、水は外壁面に付着した排気ガスの油汚れやシリコンオイルなどの油と反発し合い、見た目はきれいになったように見えても、外壁面に透明な油膜が残っています。
表面に油が残っていると、ベタベタした状態にあり、洗浄後、埃などの汚れがすぐ付着してしまうので、高圧洗浄だけでは不十分です。
10年15年経過した建物は、水洗いだけで本当にきれいになるでしょうか?さらに汚れを掻き落とすために、洗浄水の圧力を上げると外壁材自体を傷めることになってしまいます。

プラモデルやちょっとした部分塗装でも経験したことがある方であれば簡単にご理解いただけると思いますが、下地がきれいになっていないと、その上に塗る塗装がしっかりと外壁に密着しないのです。
これを「密着不良」と言って後々のはがれや剥離の原因となります。
極論を言えば、
塗装は下地処理が「命」といっても過言ではありません。

