【電話受付】9:00~18:00 【定休日】水曜日  メール・LINEは24時間受付中!

blog

岡崎市のお客様で熨斗瓦(のしがわら)の積み直しを行ったので紹介します。

岡崎市のお客様で熨斗瓦の積み直しを行ったので紹介していきます。
熨斗瓦のしがわら)は屋根の棟に来る雨水を表側と裏側に流すために積まれるの事を言います。


1
こちらは施工前です。

最初に崩れている熨斗瓦部分を撤去します。
次に熨斗を固定する銅線を建物に固定していきます。

1
撤去

1
銅線固定


南蛮漆喰を塗りその上に熨斗瓦を伏せていきます。南蛮漆喰は収縮しにくく耐水性があり、瓦に吸着しやすい。硬化するとかなりの強度になります。
この際に、先程建物に固定した銅線を熨斗瓦の穴の部分に通して連結していきます。このようにすることでより強度があがります。銅線は建物に固定しているので崩れ落ちる心配がなくなります。

1
一段目

一段目が完成するとまた同じように南蛮漆喰を塗ります。そこから二段目の熨斗瓦にも銅線を繋ぎ、最後壁との取り合いを漆喰で仕上げて完了です。
1
二段目

1
完成

屋根が瓦でも、メンテナンスが完全に不要な訳ではありません。

瓦の下に詰まっている白い塊が取れている場合は放っておくと、瓦落下の危険が!!
漆喰の劣化は、素人目でもわかりやすいので一度確認してみてください。