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新築時のちょっとした施工不良が甚大な被害に?その解決方法とは!?

みよし市N様邸の外壁塗装のご依頼を受け、施工させていただきました。
お客様の要望は外壁塗装のみでしたが、実際に調査を行うと塗装ではなく外壁の張替えが必要な部分がありましたので張替えも行いました。

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こちらは施工前の写真です。
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拡大写真。

施工前の写真を確認すると外見では問題ないですが、打診検査などをすると下地がフワフワしていました。一部コーキングをカッターナイフで切り込みを入れ内部を確認しました。拡大写真を見てわかるように下地が腐食していて今にも外壁が崩れ落ちそうでした。


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施工中1
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施工中2

外壁を剥がしてみると下地が腐食しボロボロになっていました。原因はコーキングの切れ目から水が入り、防水紙がはられておらず下地の木部が水を含み、白蟻に下地木材を食べられていました。



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施工中3
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施工中4

腐食している部分は、すべて撤去し腐食していない部分のみ残しました。


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施工中5
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施工中6

腐っていない下地部分を活かし補強をしながらコンパネ(ベニヤ材)を貼って強度を確保します。

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施工中7
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施工中8

コンパネが張れたら今後はシロアリに食べられないように防蟻処理を行います(施工中6)


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施工中9
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施工中10

再発防止のため防水紙を貼り、元のサイディングと似たデザインのサイディングを貼りこの後コーキング処理、塗装という順番で完了しました。
新築時にこうした防水氏が張られていなかったり、不具合があるとかなりの確率で下地の腐食やシロアリ被害にあってしまいます。外壁塗装やリフォームの際にはこうした内部の状況まで予測し適切な処理のできる業者選択が必要となります。
当然ながらここを見落としそのまま外壁塗装を行ってしまうと必ず剥がれてきてしまいますし、放置する期間が長くなればなるほど被害は大きくなり大掛かりな工事が必要となります。早めにメンテナンスすることが費用を安く抑えるコツでもありますね。

外壁塗装だけでなく外装リフォーム全般に関するお問い合わせはお気軽にリフォームスタジオニシヤマまで。