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JIS(日本産業規格)適応コーキング 建築用シーリング材耐久区分

JIS(日本産業規格)建築用シーリング材耐久区分


外壁塗装工事のお問合せを頂き、調査すると8割ほどに窯業系サイディングが使用されています。
そして、多くの方が目地のシーリング材の劣化により困り、メンテナンスするきっかけとなっているようです。
シーリング材を詳しく調べていくとJIS耐久区分8020、9030このような表記があります。
結論として9030の数値が高い方がより耐久性の高く良い製品と言えます。
まずはそもそもJIS(日本産業規格)とはなにかご紹介いたします。




JISマーク

 
日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。(上記のマークが記載してあります。)
1949年から2019年6月までは日本工業規格と呼ばれていたが、法改正に伴い改称された。
日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のことです。
自動車や電化製品などの産業製品生産に関するものから、文字コードやプログラムコードといった情報処理、サービスに関する規格などもあります。
一般的に「標準(=規格)」は任意のものですが、法規などに引用された場合は強制力を持ちます。

標準化の意義は、自由に放置すれば、多様化・複雑化・無秩序化してしまうモノやコトについて、
・経済・社会活動の利便性の確保(互換性の確保等)
・生産の効率化(品種削減を通じての量産化等)
・公正性を確保(消費者の利益の確保、取引の単純化等)
・技術進歩の促進(新しい知識の創造や新技術の開発・普及の支援等)
・安全や健康の保持
・環境の保全等

上記の観点から、技術文書として国レベルの「規格」を制定し、これを全国的に「統一」または「単純化」することです。

※JSAGROUP(日本規格協会グループ)HPより引用
このJIS規格に建築用シーリング材JIS5758に記載されています。
耐久性の区分による試験条件でのJIS9030の数字、90は圧縮加熱温度、30は変形率を示しています。

そのため、外装リフォーム工事の際に使用するシーリング材は8020よりの9030を推奨しています。
弊社で推奨している9030のシーリング材はジョイントエンペラーです。



ジョイントエンペラー

 
JISにより耐久性試験が行われ、そこで高耐久性区分である9030クラスと認定され、ジョイントエンペラーの高い耐久性が証明されました。
補足ですが、ジョイントエンペラーは他にも2つの特徴があります。

1、変わらない柔軟性
高耐候性ポリマーを配合しているため長期間変化なく柔軟なシーリング材を保ちます。
2、優れた耐候性
サンシャインウェザーメーター(促進耐候試験機)を使用し4,000時間程度で一般的なシーリング材と違いがでました。
ジョイントエンペラーは4,000時間(30年相当)でもひび割れなど劣化がみられませんでした。

高機能な塗料を選ばれるならば、シーリング材も高耐久な材料が良いですね。
ジョイントエンペラーに関してもっと詳しく知りたい方はこちら!!
https://www.nishiyama-jyusetsu.com/caulking/
ジョイントエンペラー以外にも9030のシーリング材はあります。
日本シーリング材工業会のHPにも載っていますので、そちらもご参考にしてください。
ただ、数多くありますので、どの製品が適切なのかは一般の方には判断が難しいです。

リフォームスタジオニシヤマではお客様の建物の状態に対して適切な工事をするために適切な材料をご提案します。
気になったことはお気軽にお問合せください。