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床下で基礎が割れている場合どうすればいいの!?それって危険なの?

床下で基礎が割れている場合どうすればいいの!?

日進市のお客様より白蟻の点検時に基礎が割れていると言われて不安なんだけど、見てもらえないか?と相談があり訪問し床下に潜って点検して参りました。

問題の割れ部分はこちらです。


基礎の換気口部分の取り合いが割れている状態

基礎の継目で割れている状態

換気口部分の接写
シロアリ予防の業者などはこういった割れた部分を指摘してこういいます。
基礎が弱っているから、アラミド繊維シートを張って基礎を強化した方がよい。

数百万かかるけどこのまま放っておくと地震の時に大変な事になる。
などなど脅し文句のような話から高い工事を提案されたりします。

確かにやらないよりは、やった方が良いのは間違いないですが、アラミド繊維シートを張って耐震基準が上がるわけでもなし、そこまでそこにお金をかける必要はありません。
だったら通常の防蟻工事や大工による耐震リフォームを行った方がよほど効果が高いです。

しかもここが原因で崩れ落ちるなんてことは考えにくいです。
放っておいてもさほど問題はないですが、気になるということで

専用のモルタルを練ってコテで ならします。

補修工事完了1

補修工事完了2
床下工事は我々プロのリフォーム業者に診断してもらってください。
白蟻業者などはやはり局部的な知識から物事を判断したりするケースが多いので、全体の構造の知識を持っているリフォーム業者に依頼することが大事です。

最後に基礎のひび割れから「爆裂現象」というものが起きることがあります。この爆裂とは基礎のひび割れ部分(特に外部のひび割れ)から雨水が侵入し基礎内部の鉄筋がさびて膨張することで、サビた鉄筋周りのコンクリートが剥がれ落ちる現象をいいます。こうなると基礎の耐力が著しく低下するので早めの補修をお勧めします。
専用の補修材や保護材がありますのでお気軽にお問い合わせください。