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ベランダからの雨漏れで室内の壁が染みてきた!その原因とは!?

ベランダからの雨漏れで室内の壁が染みてきた!?

豊田市のお客様でリビングの壁紙に雨染みが出来ているとご相談を受けて診断に伺いました。診断をしてみると、どうやら原因はベランダにありました。ドレン(排水)部分が壁を通って設けられており、中で雨漏れしています。ドレンの排水部分で漏れる場合、2パターンの改修方法があります。
 Ⓐ 改修用ドレンを設置する
 Ⓑ 外壁を剥がして内部の配管をやりかえる

基本の方が安価でこちらで施工することが多いです。今回ものパターンで改修していきます。


既設のドレン状況です。下に穴が開いてますが、中でコーナーがあり外壁側に排出されています。途中に外壁と室内の壁横を通るため、そのあたりで水が漏れている状況です。

ドレン状況接写

この中に一回り小さいドレンホースを上から通していき、それを被せるようにウレタン防水の施工を実施していきます。


今回使用するドレンホースの写真です。

このホースを通し屋外まで出してあげることで内部の配管に亀裂があっても新しいホース内を雨水が通り排出されるため、雨漏りが直るという仕組みです。


実際に防水施工中のドレンホース

ドレンホース設置

ドレンホースを設置したら通常通りウレタン防水を施工していきます。


プライマー塗布、自着シートを張り、脱気筒と改修ドレンを設置してからウレタン防水1層目です。

ウレタン防水2層目です。

トップコート施工です。

完了です。
この工事で雨漏りが無事直ったため、室内側の内装をやり直し、プラスターボードを剥がし、断熱材を取り換えてプラスターボードを張り、パテ処理後にクロスを張って完了です。

このようにキレイに直すことができました。この内装工事だけでもそれなりに費用がかかります。 築10~15年くらいで皆さま外装の塗装など検討されますが、一番大切なのはやはり雨漏れしないことです。 雨漏れしてしまうとベランダの防水工事だけでなく、室内の内装もやり直したり、 場合によっては構造体である柱や梁に影響がでます。 おうちをキレイにするだけでなく、「おうちを守る」という目的でリフォームをなさると思います。 築10年ほど経ったら一度ベランダの防水をしっかり点検し必ず「雨漏れする前に」防水の施工をおこないましょう!