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無機リッチトーン工法について 多彩色塗装とは!?

無機リッチトーン工法について

今回は無機リッチトーン工法についてご紹介します。お客様より現地調査依頼があり、お伺いして建物を診断しました。


現状は単色の塗装がされておりましたがお客様よりデザイン性を向上させたいとご要望がありました。そこで今回は無機リッチトーン工法をご提案しました。無機リッチトーン工法というのは単色の外壁材を写真の様に塗装することができる工法です。(ただし凹凸がない場合や凹凸が少なすぎるとリッチトーンでの施工はできないため注意が必要です)
ここからはリッチトーンの特長を4つご説明します。

1つ目は意匠性アップの模様塗りを実現可能にしたことです。
従来の模様塗りは外壁に対して単一な模様しか付けることができませんでしたが特殊ローラーを用いることにより単一ではなく斬新でユニークなデザインで施工することが可能になりました。


2つ目は上塗りにラジカル塗料を採用していることです。
塗料に含まれる酸化チタンは空気中の酸素や太陽の紫外線により劣化因子(ラジカル)を発生させます。
ラジカルは連鎖反応的に塗装した塗膜を傷つけ、塗膜の劣化を早めてしまいます。そこで「ラジカルバリヤー」や「HALS(光安定剤)」など最新のラジカル反応制御技術を逗留し塗膜の劣化要因となるラジカルを抑制します。酸化チタンは、カジカルバリアーに覆われることで紫外線の影響を受けにくくなり、わずかに発生したラジカルはバリアー層により外へ出にくくなります。
またラジカルバリヤーを越えて塗膜中へ遊離した僅かなラジカルをHALS(光安定剤)によって捕捉します。
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3つ目は下塗り塗料にもこだわっている点です。
無機リッチトーン工法では下塗りにGW無機アンダーコートを使用しています。アンダーコートは通常上塗り塗料にも含まれるシリコン樹脂を配合した、アクリルシリコン樹脂2液弱溶剤下塗り材です。耐候性に優れるだけでなく、柔軟性と強靭さを併せ持つので、下地の複雑な動きにも追従します。さらに、あらゆる色に調色が可能なため、隠蔽性が高く上塗りの発色が良くなります。
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4つ目は上塗り材が超高耐久塗料ということです。
無機リッチトーン工法ではGW無機ACE及び無機Zを使用します。添付の資料のように宮古島における暴露試験で他社の塗料に比べて耐候性があることを実証しています。

ここからは無機リッチトーン工法の施工手順をご説明していきます。

初めに外壁を洗浄します。

次に十分、外壁が乾いている状態で下塗り材(GW無機アンダーコート)を塗装していきます。

次にGW無機ACEで2層目の塗装をしていきます。

次に特殊ローラーを用いてGW無機ACEを模様塗りしていきます。


これで無機リッチトーン工法での施工が完成となります。

無機リッチトーン工法での塗装にご興味がある方やその他、ご自宅のメンテナンスをお考えの方は是非一度、総合リフォームを手掛けているリフォームスタジオニシヤマまでお問い合わせ下さいませ。建物を細部まで診断したうえで、最適なご提案をさせて頂きます。