安城市で外壁塗装のピンホールが気になる方へ!その原因をご紹介します
「家の外壁に小さな穴があるけどこれは何だろう?」
外壁にポツポツと見られるこの穴は、「ピンホール」と言います。
よく見ると小さな穴があり、これは劣化現象なのか、
原因は何なのかよくわからず不安に思われる方も多いかと思います。実は、ピンホールを放置しておくと外壁を劣化させてしまう危険性があります。
そこで今回は、ピンホールの発生原因についてご紹介します。
□ピンホールとは
ピンホールとは、建物の外壁に見られる大きさ1~3mmほどの小さな穴です。
具体的に言うと、塗装の表面にぽつぽつと小さな穴が空いています。
このピンホールから雨水が塗膜内に侵入し、塗膜が剥がれる原因となります。
また、ピンホールから外壁に太陽光が照射し外壁を痛めてしまうため、建物の耐久性が低下する
危険性にも繋がります。
ピンホールの原因
ピンホールがなぜできるのでしょうか?ここではピンホールが発生する主な原因についてご紹介いたします。
・塗料の不適切な扱い
塗料は希釈して使用するためそれぞれ希釈液の分量が定められています。
しかし、この基準を守らずに使用すると塗膜がうまく形成されず、ピンホールの作ってしまう原因となります。これは上質な塗料であっても同じです。
・不適切な気温での塗装
塗料は希釈液を蒸発させることで塗料が壁に密着します。塗料がしっかり乾燥するために、塗装は気温が5度以上の時に行う必要があります。反対に気温が高すぎる時に塗装すると希釈液が急激に乾燥してしまいます。
どちらも塗膜がしっかり形成されないためピンホールの発生原因となってしまいます。
・しっかり乾燥させていない
前述のとおり、良質な塗膜を形成するには乾燥が欠かせません。塗料を厚く塗りすぎたり、雨の日に塗装を行うとうまく乾燥しません。
また、下塗りを十分に乾かさないで中塗り、上塗りを行うこともピンホールの原因となります。
・不十分な下処理
塗膜が外壁にしっかり密着するには塗装する外壁にごみがなく、まっすぐな状態であることが重要です。
しかし、塗装の前にしっかり高圧洗浄ができていないためにごみや油がたまっていると塗膜と外
壁の間に隙間ができます。
また、外壁のひびなどの修復をせずに塗装を行うと空気のたまった巣穴ができてしまいます。
これらの外壁と塗膜の隙間が後々ピンホールの発生原因となります。
□最後に
今回はピンホールの発生原因についてご紹介しました。
ピンホールは外壁に空いた小さな穴です。
放置しておくと美観を損なうのみではなく、建物の劣化につながる可能性があります。
ご自宅の外壁に密集したピンホールを発見されましたら、お近くの外壁塗装業者に相談しましょう。