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外壁塗装時の木材への施工は塗装で大丈夫!?

外壁塗装時の木材への施工は塗装で大丈夫!?

外壁塗装のお問合せ頂き、現地調査を行うと木材で仕上げてある場合があります。
破風板や鼻隠し、軒天井、玄関扉などによく見られます。
家屋以外のところですと、ウッドデッキやウッドフェンス、ラティスなどあり、意外に多いです。
木部の塗装は基本的にはキシラデコールを推奨しています。
・キシラデコール

逆に一般的な塗料(ペンキ)で塗装してしまうと、木材は呼吸していますので、すぐに剥がれてきてしまいます。
これは造膜系の塗料といって木材表面を塗膜で覆ってしまいますが、キシラデコールは木材に浸透する神道系の塗料なので安心です。

このキシラデコールという塗料の特徴は次のようなものです。


【特徴】
■日光や風雨に強い耐候性顔料の効果で鮮明な色が長持ち、長期間木材を保護します。
■木材に浸透し、表面に余分な塗膜を作りません。木の通気性を保つため木の呼吸を妨げないので塗膜のフクレ、ワレがおこりません。
■ハケ捌きが良く塗りムラになりにくいので、仕上げが簡単です。
■また、塗膜を作らないので塗り替えの際もごみやほこりを落とすだけで上塗りすることができるなど、メンテナンス性に優れています。
■木材内部に浸透し、内部から防腐・防カビ・防虫効果を発揮します。
■外部機関の各種試験で安全性を確認しています。
※防虫の対象はヒラタキクイムシなどの木材害虫です。シロアリ、アリ、ハチなどは対象外です。
※立地条件や周辺環境、建物の構造などにより。早期に塗装面の退色・変色ならびにカビ、木材害虫、木材腐朽菌などによる汚染、加害を生じる場合があります。

※大阪ガスケミカル キシラデコールHPより抜粋


木破風板へ塗装したので、施工事例を紹介します。


・施工前

・ケレン作業


・キシラデコール塗装1回目

・キシラデコール塗装2回目

・完成


キシラデコールにも種類があり、今回はキシラデコールフォレステージHSを使用しました。

・キシラデコールフォレステージHS
キシラデコールの性能はそのままに、高着色で耐候性も高く、塗り替えに適しています。
通常のキシラデコールとの違いはこちらです。

木材の風合いを残したまま、綺麗な仕上りにしたい場合は、キシラデコールがおすすめです。
ウッドデッキなどには最近流行りのDIYでも比較的簡単に塗装できます。
ただ、高耐候とはいえ、定期的な塗り直しが必要なのでメンテナンスが必要です。
そのため、特に家屋の破風板など足場が必要な箇所はガルバリウム鋼板でのカバーも推奨しています。

破風カバー工法をご紹介します。

・施工前

・破風板金包み完成


既存の状態で表面にガルバリウム鋼板をカバーするという、名前の通りの施工方法です。
塗装よりも高耐久で20年以上はメンテナンスを考えなくても良いでしょう!
ただ、デメリットは塗装よりも金額がアップします。
そして、写真の通り木材の風合いはなくなります。
どちらが良いかは好みもありますし、予算の都合もありますので検討が必要ですね。

このように外装リフォーム工事は塗装だけではなく、いろんな方法があります。
現地調査をして上で、ご要望をお聞きしつつ、施工方法などをご提案いたします。

外装リフォーム工事のことでお困りの場合はリフォームスタジオニシヤマにまずはお気軽にお問合せください。