【外壁塗装編】どれが正解?塗料の塗り回数の話-愛知県の業者が解説!
外壁塗装において、塗料をどのように塗るのかという基本的なところは非常に大切なことです。
ですが、そんな大切なところなはずなのに、見積をとってみると各社回数からして違いがでることがあります。
2回塗り、3回塗り、4回塗り・・・中には6回塗り!なんて謳っているいる会社も・・・あります。
なんでこんなに違いがでるのか?!疑問ですよね。
この記事では、こういった塗り回数の不思議をお話ししようと思います。
結論から述べると、塗り回数というのは状況によって変わり、多すぎても少なすぎてもNGです。
塗料を薄めて塗ってしまう手抜きが有名だからか、みなさん少ない方は気にされても、多い方はあまり気にしません。しかし多い方もNGです。
次の図は最大手メーカー塗料の実際の仕様書です。
はい良くわかりませんね(笑)
0.12kgと言われてもよくわからないと思いますが、ここで大切なのは、0.12kg以上ではなく範囲が決まっているということです。
上塗りの塗膜が厚くなりすぎると膨れや剥離に繋がります。
適量を塗布することが大切ということです。
さて、ここまでの仕様では2回塗りです。
古い生きた塗膜の上に新しい塗膜を形成する状態です。
この仕様では2回塗りでよいとメーカーの仕様書に乗っているのです!
しかし、実際にサイディングの塗替えで2回塗りをすると間違いなく失敗します。
よーく仕様書を読んでみると・・・・。
赤線の部分に、状態によってはシーラーを塗布することを追記しています。
この状態によってというのは、先の画像の旧塗膜が傷ついている場合を指します。
実際、外壁塗装をご依頼いただく場合はほとんどが旧塗膜が劣化が激しい状態です。
特に屋根はシーラーが染み込んでしまい、一度で済まないことも多いです。
次の図をご覧ください。
旧塗膜が悪くなっていると、このようにシーラーが染み込んでしまい、役目を果たせないことも多いです。
この図のようにしっかりと表面まで染み込ませ、その上で上塗り(シリコン)を規定量塗布します。
さて、冒頭の塗り回数の話に戻ります。
上塗りの2回はメーカーの規定で決まっています。
しかし、下地処理といわれるシーラーやフィーラーなどの接着を強くする塗装部分は外壁の状態や旧塗膜の状態によって塗り回数が異なるということです。
ほとんどのお客様がご依頼いただくタイミングでは3回は必須です。
それにプラス、傷み方に応じて下塗りの回数を増減します。
どんな家でも一律で〇回と行っている業者も多いので、この部分の提案を詳しく聞いてみることできちんとしている業者か見極めるポイントにもなります。
中には、上塗りを4回塗ります!!
分厚い塗膜ができて長持ちしますよ!と聞こえの良い提案で、実際には2回しか塗らないなんて業者もいますので気を付けてましょう。
たくさん塗ったら良い気がしますよね・・・。困ったものです。
意外と奥が深い外壁塗装。
弊社は外壁のプロとして自信をもってご提案しています。
ご検討の際は是非お声がけください。
ですが、そんな大切なところなはずなのに、見積をとってみると各社回数からして違いがでることがあります。
2回塗り、3回塗り、4回塗り・・・中には6回塗り!なんて謳っているいる会社も・・・あります。
なんでこんなに違いがでるのか?!疑問ですよね。
この記事では、こういった塗り回数の不思議をお話ししようと思います。
結論から述べると、塗り回数というのは状況によって変わり、多すぎても少なすぎてもNGです。
塗料を薄めて塗ってしまう手抜きが有名だからか、みなさん少ない方は気にされても、多い方はあまり気にしません。しかし多い方もNGです。
次の図は最大手メーカー塗料の実際の仕様書です。
・塗替え時の塗装仕様書から抜粋(ファインシリコンフレッシュ/日本ペイント) |
はい良くわかりませんね(笑)
・赤丸のあたりに注目してください。 ・ニッペファインシリコンフレッシュを2回、0.12kg~0.14kgを1㎡に塗ってくださいと書かれています。 |
0.12kgと言われてもよくわからないと思いますが、ここで大切なのは、0.12kg以上ではなく範囲が決まっているということです。
上塗りの塗膜が厚くなりすぎると膨れや剥離に繋がります。
適量を塗布することが大切ということです。
さて、ここまでの仕様では2回塗りです。
・2回塗りの図解です。 |
古い生きた塗膜の上に新しい塗膜を形成する状態です。
この仕様では2回塗りでよいとメーカーの仕様書に乗っているのです!
しかし、実際にサイディングの塗替えで2回塗りをすると間違いなく失敗します。
よーく仕様書を読んでみると・・・・。
・旧塗膜の状態によってはシーラーを塗りましょう。 |
赤線の部分に、状態によってはシーラーを塗布することを追記しています。
この状態によってというのは、先の画像の旧塗膜が傷ついている場合を指します。
実際、外壁塗装をご依頼いただく場合はほとんどが旧塗膜が劣化が激しい状態です。
特に屋根はシーラーが染み込んでしまい、一度で済まないことも多いです。
次の図をご覧ください。
・シーラーが染み込んでしまい、上塗りと接合しない状態です。 |
旧塗膜が悪くなっていると、このようにシーラーが染み込んでしまい、役目を果たせないことも多いです。
・シーラーを表面まで染み込ませ |
・それから上塗りを塗ります |
この図のようにしっかりと表面まで染み込ませ、その上で上塗り(シリコン)を規定量塗布します。
さて、冒頭の塗り回数の話に戻ります。
上塗りの2回はメーカーの規定で決まっています。
しかし、下地処理といわれるシーラーやフィーラーなどの接着を強くする塗装部分は外壁の状態や旧塗膜の状態によって塗り回数が異なるということです。
ほとんどのお客様がご依頼いただくタイミングでは3回は必須です。
それにプラス、傷み方に応じて下塗りの回数を増減します。
どんな家でも一律で〇回と行っている業者も多いので、この部分の提案を詳しく聞いてみることできちんとしている業者か見極めるポイントにもなります。
中には、上塗りを4回塗ります!!
分厚い塗膜ができて長持ちしますよ!と聞こえの良い提案で、実際には2回しか塗らないなんて業者もいますので気を付けてましょう。
たくさん塗ったら良い気がしますよね・・・。困ったものです。
意外と奥が深い外壁塗装。
弊社は外壁のプロとして自信をもってご提案しています。
ご検討の際は是非お声がけください。