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外壁の汚れ、その対策法とは!?~換気口バージョン~

どなたのお宅にも一つ以上あるベントキャップ(換気口)。そんなベントキャップからのダラーっと汚れがついて気になるという方を多く見かけます。
今回ベントキャップからの汚れを抑制する方法を伝授します!


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こんな汚れを見たことありませんか?このような汚れが起きる要因として、雨水汚れはもちろんですが、ベントキャップ廻りに防水処理の為、シーリング剤が施されています。雨水によって少しずつ溶け出す可塑剤(柔軟性を保つ)に含まれるシリコン油が関係していると思われます。

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塗装を行えば、綺麗になりますがまた数年たちますと徐々に汚れがまた付着する可能性があります。少しでも汚れを抑制するために、汚れ防止のベントキャップに取り替えます。ベントキャップの下についている羽が汚れ防止の役割を果たしてくれます。

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まず、ベントキャップ廻りのシーリングをカットします。

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次にベントキャップを固定しているビズを外します。

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ビスを外しましたら、上下左右に動かしながら引っ張ると抜けてきます。

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ベントキャップを抜くとこんな感じになります。

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古いシーリングも綺麗に取り除いていきます。

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そして新しいベントキャップをはめていきます。

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今回使用したベントキャップはビスで固定をするものではないため、しっかりとシーリングで固定・防水処理を行います。可塑剤の含まれていないシーリング剤もありますのでそちらを選定された方がなお汚れを抑制させることができます。

以上、ベンドキャップ取り換えの手順になります。
この後外壁塗装のバイオ洗浄&高圧洗浄で汚れを取り除き、外壁塗装を行います。その際汚れのつきにくい塗料を選択するとよいと思います。また色合いも少し濃いめの色を選ぶなどの工夫をすると汚れが目立ちにくくなりますので参考にしてみてください。

サッシの角からも同じような現象が起きている場合もありますが、そちらにはまた違う専用の部材を取り付けることで汚れ防止となります!
こうしたちょっとした工夫で建物のきれいを長持ちさせていきましょう!