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台風による被害、その改修方法を実例をもとに解説します!

台風の影響、雨漏れ、強風による破損改修工事

台風の影響による、雨漏れや強風で破風板や鼻隠しが破損し、今にも崩れ落ちそうになっていました。 このようなところの改修方法をご紹介いたします。


屋根よ子の三角部分、破風板と呼ばれる個所が所々剥がれ落ちています。


剥がれ落ちている破風の拡大写真です。

劣化状況3
破風と軒との交差する角部分が脱落しています。

劣化状況4
脱落箇所の拡大写真です。

劣化状況5
軒天上にも雨染みが見られます。

劣化状況6
軒天上の一部が完全に脱落してしまっています。


このようになってしまった理由としては、破風や鼻隠しに施工されている材料がケイ酸カルシウム板の6mmで通常ではこのように紫外線や雨風のあたるところには使用しない材料です。
(ケイ酸カルシウム板は紫外線のあたらない軒天井に使われることが多いです)


そのため、経年の劣化によって腐食してきてしまったところに台風の強風により、破損してしまいました。

また、木下地も一部、腐食が進んでいましたので、補強しました。補強後はガルバリウム鋼板で仕上げます。下地にはケイ酸カルシウム板を張り強度も十分です。ガルバリウム鋼板で仕上げることで雨にも紫外線にも強くなり、塗装も焼付け塗装なので耐久性も高いです。

破風や鼻隠しの腐食の影響で軒天井も雨染みが広がっていたので全て張り替えました。
補強
角材を用いて下地の補修と補強です。

ケイカル貼
その上にケイ酸カルシウム版を貼り付けていきます。


また、鼻隠しをガルバリウム鋼板で仕上げるために軒樋も外さなければいけないこともあり、軒樋も交換。
25年程経っているので軒樋も劣化していたのでちょうど良く施工できました。

鼻隠し鋼板
鼻隠しと言われる部分に取り付けられている雨どいを外し鼻隠しを板金で包み込みます。

軒樋取付け
新たに軒樋をとりつけていきます。


今回の工事ではもちろん外壁の塗装も行いました。他にも、漆喰工事、ベランダ防水工事など行い、この先、20年は工事をしなくても良い工事内容をご提案して、ご理解頂きました。

このように複合工事になるともちろん費用は高くなりますが、安心して住むことができます。
完成写真です。新築のようになり、お客様も大満足して頂けました。

完了
破損個所の修復と外壁塗装工事の完了写真です。


外装リフォーム工事は外壁や屋根を塗装するだけではありません。
雨樋は軒天井、今回ご紹介した破風や鼻隠しも目立たないところで劣化していきます。


リフォームスタジオニシヤマでは外装に関して塗装だけではない施工が可能です。
お客様の建物の状態に対して適切なご提案、ご説明いたします。
リフォームスタジオニシヤマに是非、お問合せください。