後悔しない、屋根リフォームの正しい選択とは!?
カラーベスト屋根の正しいリフォーム方法
スレート屋根(カラーベスト)には3通りのメンテナンス方法があるということはご存じでしょうか。
屋根塗装・屋根葺き替え工事・屋根カバー工法の3種類です。
それぞれの工法にどのような特徴があるのかを一緒に見ていきましょう。
■屋根塗装
塗装したカラーベスト |
屋根塗装は3つの工法の中でも1番費用のかからないメンテナンス方法です。
褪色した屋根に塗装すれば、美観性の向上にもなります。
ただ、屋根塗装には雨水の侵入を防ぐ効果がなく、実際に雨水の侵入を防いでいるのはカラーベストの下の防水紙です。
その防水紙も25年~30年程度で寿命を迎えるため、最終的には吹き替え工事や、カバー工法などの抜本的なメンテナンスが必要となってきます。
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■屋根葺き替え工事
屋根の葺き替え工事は、現状の屋根材を下地から撤去し、新しく下地から屋根をつくる工事のことです。
特に劣化がひどく、カバー工法ができない場合はこちらの工法を用います。
カバー工法に比べ、解体費用と下地の費用の分高額になるため、25年から30年の間にメンテナンスを行うことが大切です。
■カバー工法
カバー工法は現状のスレート屋根の上に金属製の屋根材を重ねぶきする工法です。
軽量な屋根でカバーするため耐震性にも優れ、解体処分などのコストもかからないため葺き替え工事よりも安価で工期も短縮できるというメリットがあります。
施工前写真 |
防水紙貼り |
完了写真 |
屋根のメンテナンスは必ず必要となってくる工事です。
適切な時期に適切な工事をすることがお家を長持ちさせるうえで非常に重要になってきます。