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雨漏りの大きな要因。「笠木」とは!?その対策法のご紹介!

笠木の取替

経年により笠木が浮いてくることがあります。
※笠木とはベランダの手すり部分や外壁の立ち上がり最上部に取り付けられている、金属製の蓋の様なものです。

笠木が外れると内部に雨水が浸入し、雨漏れや外壁の腐食を引き起こすリスクが出てきます。
住宅のリフォームを考えられている場合は、必ず笠木にもフォーカスを当てるようにしましょう。

■笠木の取替をするサイン
・case1


こちらは、笠木のビスが上部から撃たれています。これを「脳天打ち」といいます。
この状態では経年によりビス穴がどんどん広がり、そこから雨水が浸入し雨漏れに繋がります。
脳天打ちがなされている場合は早急な対応が必要です。


■笠木の取替をするサイン
・case2


笠木がビスで止まっておらず、コーキングのみで施工されています。コーキングが経年により切れてしまい、徐々に笠木が外れてきています。
この状態を放置していると雨水も侵入しますし、台風などが発生した際にとめるものが何もないため笠木が飛んでしまい2次災害につながる可能性もあります。
その為、笠木が外れてきているように感じたら早急にメンテナンスを行いましょう。


今回、2つ目の事例のメンテナンス工事を施工しましたので施工方法をご紹介いたします。


■施工方法

施工前

笠木がずれておりいつ飛んで行ってもおかしくない状況です。



施工前

コーキングのみで止められておりコーキングが切れて、笠木がずれています。



笠木撤去

古い笠木を撤去します。



笠木留め具取付

笠木本体を固定する金具を取付け、ここにロックするような形で笠木を固定します。

新しい笠木を取り付けます。

笠木部分はメンテナンスを見落としがちですが、雨漏れを引き起こす重要な個所です。
笠木の下の外壁などにシミなどが出ている場合は、ほとんどのケースが笠木からの雨水の侵入が考えられます。
こうした目視での確認ができるような状態の場合、下地が腐っている場合が多いので外壁を剥がし下地の確認或いは交換をすることが大切です。
必ず定期的なメンテナンスをしましょう。