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外壁塗り替えの際の色選び。その注意点をご紹介!

塗料の色には要注意!

外壁塗装では使う塗料の選定が大事なポイントになりますが、選定する色も実は大事なんです。
色褪せが早い色や、塗料によっては相性の良くない色もあるんです。
豊田市で外壁塗装工事をおこないました現場の事例を紹介いたします。


色見本
塗装に使用できる色は、この日本塗装工業会が発刊している、色見本帳の中からお好みの色を選ぶことができます。


75-20L
今回は75-20Lの色を選ばれました。かなり濃い青色です。


明度
まず初めの注意点ですが、赤・青・緑などの原色に近い色は褪色が早くなります。
また、外壁色の明度が50番より小さい番号を濃色といい、濃いものにつきましては、熱吸収率が高く、塗膜に異常が起きる可能性も出てきます。
夏に白いシャツを着ている時と黒いシャツを着ている時では暑さが全然違いますよね。


彩度
また、彩度が鮮やかなものは、塗装時に色が止まりにくいといったリスクもあります。
色番号末のアルファベットで見ますが、特に「L」は止まりにくいです。
今回の選定は75-20Lですので、濃色・色褪せ・色が止まりにくいといったリスクが特に高い塗料になります。
業者の方から事前にそういったリスクを説明し、お客様はご承知の上で選んでいただく必要があります。


2回目
外壁の塗装仕様は3回塗りになりますが、2回目(中塗り)でもかなりの透けがあります。


3回目A
3回目(仕上げ)でも、遠目に見ると塗れているように見えますが、近くで見るとけっこう透けがあります。


3回目B
このままでは引き渡しができません。

今回は4回塗りをおこないましたが、通常の3回塗りとは仕様が異なり施工や塗料の料金が追加で発生するため、事前にそういった所を想定して4回塗りでお見積りの相談をすることが望ましいです。

選定する色によってはいろいろなリスクがありますので、まずは見積り依頼の際にでもお気軽にご相談ください。