サッシ周りからの雨漏り修繕。サッシ交換をして外壁塗装。
今回は瀬戸市で行った出窓の交換について書きたいと思います。
建物は洋風2F建ての建物で海外製(外国製)出窓が取り付けられています。外部から見るとこれといって不具合があるように見えません。しかし、以前他のサッシでも雨漏れがあったとの事でしたので将来を見据えて国内製のサッシへ交換する事となりました。まずは既存出窓を解体します。
外部から見るとこれといって不具合があるように見えません。
解体動画
施工の様子
施工前 | サッシ解体 |
出窓を解体して分かった事が、まず半外付けタイプではなく本体からベロが出ていませんでした。また、本体と開口部との取り合い部分に通常は防水テープを取り付けてから防水紙を貼るのですが防水テープが取り付けられていませんでした。2ヵ所の出窓を解体したのですが、どちらにも防水テープが無かったので元々このような施工なのだと思われます。防水テープが無い為、サッシと防水紙の隙間から雨水が下地へと浸入して耐力壁が腐食しておりました。風向きのせいかどちらとも右側だけが腐食していました。
1F部分の下地腐食 | 2F部分の下地腐食 |
このままにしてサッシを取り付ける訳にはいかない為、耐力壁を交換する事となりました。耐力壁には厚さ12mmの構造用合板を用いて張替を行います。腐食している箇所と健全な場所の境目に丸鋸で切り目を入れ、古い下地を剥がします。ジャストサイズでカットした新しい下地材を取り付けます。
1F部分合板取り付け | 2F部分合板取り付け |
合わせて取り合い部分に防水テープを取り付け、防水紙を貼り付けていきます。既存のサイディングは木目無塗装板の12mmでしたが現在は12mmのサイディングは販売されていないため、ニチハのMDX370(14mm無塗装)を取り付けました。コマのサイズも丁度良かったので塗装すれば張り替えた事もほとんど分からなくなるでしょう。
防水紙・サイディング貼り付け | 完成 |