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ボンドシリンダー工法ってご存知ですか?

名古屋市のお客様よりのお問合せを頂きました。チョーキング現象がみられひび割れ(クラック)も発生している状態でした。今回はその外壁のクラックの補修方法 ボンドシリンダー工法についてご紹介します。

まずはひび割れ調査をして状態、幅、長さをチェックします。その後、下地処理します。ワイヤーブラシなどでシール材塗布予定部を研磨します。その後、注入用座金にシールを塗布し、ひび割れに合わせ取り付けます。
座金取付け後、シール材養生は約24時間みてからシール硬化を確認します。


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座金取付け ひび割れ表面シール


ボンドシリンダー専用を用いて施工します。注入材は今回、エポキシ樹脂 ボンドE206Sという材料を使用しました。ひび割れの幅などにより材料は使い分けます。


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専用器具 注入材

その後、注入器具に注入材を入れ座金にセットし注入します。写真のように取り付け低圧、低速に確実に注入ができます。また、メモリになっているので注入量が一目でわかり、しっかりと注入量を確認できます。

シリンダー内の注入材を確認しつつ、養生します。樹脂の硬化に約24時間養生し効果を確認後、シリンダーとシールを除去します。


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シリンダー内の樹脂材 樹脂材注入中


シリンダー工法で補修できなかった箇所はコーキングにて補修しました。クラック補修後は通常通り外壁塗装をしてクラック部分も目立たなくなりました。


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外壁塗装 外壁塗装 完了


外壁内部の状態は外観からではどの様に劣化しているかわかりません。外壁内部の鉄筋などに雨水など浸透してしまったら爆裂を起こしかねませんので、ご紹介したシリンダー工法で内部からもしっかりと補強して建物の改修をしましょう!
今回、このようにしっかりと施工させて頂けたのでお客様も安心され、喜ばれていました。