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アスファルトシングル屋根の塗装の注意点を説明します。

外装リフォーム工事を検討されているお客様で、屋根塗装をするときにザラザラして石が吹きついているような屋根材のお客様が時折見かけます。
その屋根材が「アスファルトシングル」という仕上げ材であれば塗装時には注意が必要です。

アスファルトシングルはシート状の屋根材になっており、薄くて軽く、耐震性が高いことが特徴です。

ただアスファルトシングルの塗装は美観性の向上や表面の石粒が落ちないようになることぐらいで耐用年数には大きく作用するものではありません。

塗装をする際の注意点

アスファルトシングルは必ず水性塗料での塗装になります。

溶剤・油性系の塗料を使用した場合、表面のアスファルトが溶け出しブリード現象が発生します。屋根がベタベタした仕上げになり不具合につながります。

塗装仕上げする場合は艶消しが塗料がおすすめです。

艶あり塗装をすると、アスファルトシングル自体が吸い込み、ムラになるケースがあります

施工方法

屋根塗装方法は従来の屋根塗装と変わりません。
高圧洗浄→下塗り→中塗り→上塗り の流れになります。

状況に応じて下塗りの回数を変えたりと臨機応変に対応することで将来的な不具合を防ぐこともできます。

ただし…

注意が必要なこともあります。
屋根塗装をしても雨漏れを防ぐことができません。

屋根本体自体、通気などを取るためにわざと隙間を設けたりと雨水の侵入経路が多々あります。

それらを数ミクロンの塗膜で防ぐことができるのか?と考えると難しいですよね。

つまりどれだけ高耐久塗料を塗装したところで雨漏れを防ぐことはできないのです!

塗装で大丈夫です!と話す塗装屋さんは注意が必要です。

もし大丈夫とおっしゃるなら保証もしてもらえるはずですよね?無論できないのです。

結局雨漏れを防ぐのは防水紙なのですから。

防水紙自体の寿命としては20年前後とされています。

建物築年数が20年前後の建物は注意が必要です。


外装リフォームを検討される際は、はたして塗装でいいのかどうか判断が難しいと思います。

にしやまには多数のエキスパートアドバイザーが在籍していますのでぜひ一度ご相談ください!