新築時の施工不具合 外壁の下地にビスを打ち忘れると・・・ 外壁の張替え
今回は木造住宅の窯業サイディングが変形しているとのお問い合わせを受け補修工事を行いました。
窯業サイディングは経年や湿気によって変形してしまうことがございます。
今回の症状は、外壁材の中心部分が大きく隆起していました。
実際に外壁材をめくってみると、下地の木材が固定されておらずお家の振動や湿気による伸縮で、前面に押し出される形で変形していました。また毎日の太陽光などによる外壁材の温度上昇と日没後の温度低下を繰り返すことでこうした症状が現れます。
その結果窯業サイディングもそれに押し出される形で膨れていました。
こうなってしまうと補修方法としては下地の木材をビスで固定し、その上から窯業サイディングを張り替えることできれいに収めました。
窯業サイディングはこれ以外にも湿気や紫外線による劣化で外壁の浮きや反りなどの劣化が出る場合がございます。
こういった症状を放置していると、最悪の場合脱落や腐食の原因となってしまうため、発見し次第早急なメンテナンスをすることを推奨いたします。
リフォームスタジオニシヤマでは、このような構造的な不具合や外壁材についての施工も数多く行っております。
お気軽にご相談ください。