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Happy or Right

Happy or Right

直訳すると「幸せ」と「正義」。

人間関係において人は常にどちらかの選択を迫られる。

何か相談事を受けたとき、その多くは他人から見ると大きな問題ではなかったり、悩むほどの事ではなかったり
することが往々にしてある。そのような時皆さんはどのように対応されるでしょうか。

日本人の多くは自分の主張より人間関係を重んじる。つまり答えや結論が分かっていても話の聞き役になり、同調する。そうすると一通り話を聞いてもらい共感してもらった話し手はすっきりし、聞き役もその時間さえやり過ごせば相手も喜び円満にその場を終わることができる。

これが冒頭に示した Happy or Rightの「Happy」

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つまり結論や主張を示すのではなく相手との調和を優先した結果だ。

一方、話し手の相談事に真っ向から自分の意見、主張、具体的な解決策を示す場合もある。
こちらは往々にして相手との嫌悪感が生まれたり空気が悪くなったりする。

これが「Right」を選択した場合。

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もちろんどちらがよくてどちらが悪いというわけではなく時と場合によってどちらを選ぶかも重要になってくる。

しかしである・・・。

「Happy」を選択することが「Right」だと履き違えることは如何なものかと考える。もちろん雰囲気を大切にすることや話の聞き役になることはとても大切なことである。しかし最終的には「Right」の部分も必要ではないだろうか。

「Happy」を選びそれを「Right」と結論付けることに問題がある。


一方その逆の「Right」を選択することが「Happy」なのかどうか。先に示した通りそれなりの問題点はある。しかし相手のことを真剣に考え自分なりの主張を示すことで結果的に問題点の解決策を導き出すことができるが、時に相手の間違いを指摘するような事にもなる。

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様々な人と話したり、様々な問題に直面した場合、皆さんはどちらを選択し結論を「Happy」に結びつけるのか、それとも「Right」に結びつけるのだろうか。

「Right」を選択し続けることは時に人に嫌われ、敵を多く創る事にもなりかねない。何事も波風立てぬ「Happy」も大切だが波風立っても「Right」を選び、最終的には「Happy」に結び付けたいと思う。