外壁の劣化、そのはがれ放置してませんか!?~破壊検査編~
外壁の劣化、そのはがれ放置していませんか!?
塗装を検討しているお客様の外壁を診断したところ、外壁に亀裂がありはがれてしまっている箇所がありました。リフォームスタジオニシヤマでは塗装する前にこう言った外壁の補修を行い塗装させてい頂きます。
施工前(窓下角にはがれあり) |
今回は外壁の補修方法と注意点について説明させていただきます。
外壁がここまで剝がれてしまっていると補修ではなく、張替えが必要になります。
ここで注意点があります。
それが外壁を張替える際に、外壁を支える部材(胴縁、間柱)が腐食していないかです。これらが腐食してしまっているとコストがかなりかかってしまいます。それ以上に大切なお家を痛めてします原因になってしまいます。一番の問題が、この部材が腐食しているかの確認が外壁をはがしていないと、わからないということです。その為に必要となるのが破壊検査です。破壊と言っても一部の外壁を剥がし躯体の状態を確認する作業です。大切なお家を守っていくためには早めのメンテナンスが必要になります。
外壁に亀裂があるがまだ目立たない、剥がれているのは知っているがまだ気にならない、そんな人は注意です。
早期に対応することで、張替えではなく補修で対応することできます。
施工中(外壁解体①) |
施工中(外壁解体②) |
実際に外壁をはがした写真になります。
外壁の劣化、腐食は進行していましたが、部材の腐食は見受けられませんでした。写真の木部分が腐食していると下地補修といって別の工事が必要になってしまいます。こうした外塀内部への雨水や結露水の侵入は窓周りの止水処理が甘いケースやそもそも止水処理がされていないことがよくあります。このような場合は防水紙や防水テープのやり直しを行ってから外壁の復旧作業に入っていきます。
施工中(窓周りコーキング) |
施工中(外壁材張替え) |
上記写真は外壁張替え後、窓周りコーキング処理の写真です。今回は止水処理はされていましたが、窓周りのコーキングが劣化しており外壁材に結露水が浸透していましたので外壁材復旧後、高耐久シーリングで窓周りの止水処理を行いました。
外壁復旧後下塗り |
仕上げ塗装 |
上記写真が完成写真になります。
外壁張替え後、塗装を行い見た目も問題なくきれいになります。しかしながら築年数の古い建物ですと外壁材の厚みが12㎜であることが多く、特にデザイン性の高いサイディングでは同じ厚みのものが手に入れることが困難なため14㎜で代用する場合もあります。
リフォームスタジオニシヤマでは外壁に関してしっかりとした知識を持っております。
今回のように外壁の剥がれを放置してしまうと下地からやり直す必要がある場合があります。
余計なコストがかかる前に外壁の劣化が気になる方は、一度ご連絡ください。