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基礎巾木のメンテナンスについて~中性化とは!?~

基礎巾木のメンテナンスについて

春日井市のお客様で外壁塗装工事を施工させていただくことになりました。そのお見積りについてのお話の際に、お客様から「コンクリートは塗装した方が良いのか」とご質問頂きました。お家の土台になっているコンクリートの部分を「基礎巾木」といいます。


この基礎巾木、塗装をおこなわないといけないかというと必要無い場合もありますが、基本的に弊社では推奨しています。

コンクリートは、雨水を吸収することで吸収→乾燥の際に膨張と収縮を繰り返します。経年でその動きによってひび割れが発生してきます。また、コンクリートはアルカリ性になり、排気ガスなどの二酸化炭素や雨といった酸性のものに触れることによって次第に中性に変化していきます。これを中性化といいます。中性化が進行するとコンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートのひび割れや剥落に繋がります。これを爆裂といいます。このような中性化や爆裂を予防するために塗装をおこなうことを提案しています。

塗装をおこなう際は、密着性や通気性など基礎巾木に適した塗料を使用する必要があります。
今回は「ビーズコート基礎用P」という塗料を使用しました。
基礎巾木を高圧洗浄で綺麗にして、十分乾燥させてから塗装に入ります。



まずは下塗り(1回目塗装)です。

続いて上塗り(2回目塗装)です。

この「ビーズコート基礎用P」は2回塗り仕様で、これで完了になります。


お家の土台になる部分のため、保護することでより長く良い状態で持たせることが出来ます。
リフォームは、「今後を安心して暮らせるようになるのか」が大事です。弊社では、しっかり建物を診断し、最適なご提案をさせていただきます。どのようなことでもお気軽にご相談ください。