サンヨーホームズ【外壁塗装の前に知っておきたいポイント】お役立ち情報
サンヨーホームズの外壁塗装
特徴その①
2002年にクボタハウスを買収して設立されたサンヨーホームズ。その外壁材にはクボタの製品が良く使われています。現在外壁塗装をお考えの方の家にはおおむね12mmの窯業サイディングボードという外壁材が使われています。これはクボタ製 セラステート12mmです。 |
サンヨーホームズの外壁塗装
特徴その②
こうしたサイディングボードに良く起こる現象がクラック(ひび割れ)ですね。ひびの幅が1mm以上ある大きなものからヘアークラックと呼ばれる細かなものまであります。 外壁ののサイディング、横幅前面に入ったクラック(ひび割れ)の状況です。 |
こちらはヘアクラック。下に行くほどひび割れの幅が大きくなっています。 |
サンヨーホームズの外壁塗装
特徴その③ クラックの直し方
一般的な工法ですとクラックの上からグラインダーなどを使ってあえてひび割れを大きくし幅5mm程以上までひび割れを削ります。そこへシーリング(コーキング)材を充填して補修する工法が一般的です。こんな感じに削ってシーリング処理をこの後行います。 |
他にもボンドシリンダー工法、グラウト注入法などありますがどれも結果はほとんど同じです。
そこで当社ではクラック補修をして外壁塗装をしても跡がわからなくなる新しい工法を採用しています。これは企業秘密なので掲載はできません。ごめんなさい・・・。
サンヨーホームズの外壁塗装
特徴その④ コーキング(シーリング)
サイディングとサイディングの間のシーリング部分に定型パッキンが使われています。これは各社意見が分かれるところでもありますが状態が良ければ部分補修などで取り換えまでは必要なしとするか、10年後15年後を考えて高耐久なコーキングで打ち替えるか、となります。 定型パッキン。地区15年以上たちますが状態が良いですね。 |
サンヨーホームズの外壁塗装
特徴その⑤ アルミが多用されている
高級住宅の証でしょうか。各所にアルミが使われています。下の写真は外壁最下部の「水切り」と呼ばれる部分ですがアルミで出来ています。(一般的にはガルバリウム鋼板が多い) 水切りの写真です。アルミなので基本的に塗装の必要はありません。 |
こちらはベランダを下から見た写真。ここの幕板部分もアルミ製。 |
サンヨーホームズの外壁塗装 屋根
基本的にカラーベストというスレート系の屋根材が使用されています。これは塗装も可能ですが塗装では表面保護だけなので雨漏れを防ぐことはできません。カバー工法をお勧めします。予算的にカバー工法は・・・、汚れているのできれいにしたい・・・という方には屋根塗装ですね。最近では高耐久の無機塗料も出てきましたので見積もりの際に塗料の種類を指定してみるのも良いと思います。
屋根カラーベストの写真 |
通常は一本物で上から一気にかぶせてしまうことが多いですが丁寧な仕様になっています。
この部分はさび止めなどの下処理をして溶剤系の塗料で塗装する必要があります。
サンヨーホームズの外壁塗装 ‐まとめ‐
サンヨーホームズのグループ会社のサンヨーリフォームさんをはじめ様々なリフォーム店や塗装店で施工が可能です。上記のポイントを踏まえたうえでしっかりと改修、塗装してもらうことが大切ですね。他のハウスメーカーや工務店の建物と異なる部分や、塗装しなくてもよいところ、しっかりとした補修が必要なところまで混在していますので、見積もりもどこをどう直しいくらかかるのかを細かく見ていく必要がある建物です。
なかなかお客様がこうした判断を的確に行うことは難しいともいますが100万円以上はかかる屋根外壁塗装工事。少し知識を蓄えていきましょう!
特に塗装で大丈夫です!!という業者は適切な直し方を知らないか、本当に塗装で大丈夫だと過信しているかのどちらかかと思います。
ポイントは建物を一通りお客様の目で確かめて気になるところをあらかじめ押さえておき、そこをどのように修繕してくれるのかを施工業者に確認してみましょう。
サンヨーホームズの屋根外壁塗装についてのお問い合わせはリフォームスタジオニシヤマまで。
https://www.nishiyama-jyusetsu.com/