【電話受付】9:00~18:00 【定休日】水曜日  メール・LINEは24時間受付中!

blog

トヨタホーム・パナホームなどの定形ガスケット外壁目地のメンテナンスの注意点

トヨタホーム・パナホーム 定形ガスケットのメンテナンスの注意点

トヨタホームやパナホームのパネル工法で施工されたお家の外壁の目地には樹脂素材の定型ガスケットが使用されており、目地の隙間を保護しております。
今回は定型ガスケットの正しい施工方法をご紹介いたします。

通常、目地には下の写真のようなコーキングと呼ばれるゴムのようなクリーム状のものを目地に打ち込み、硬化をさせます。

定型ガスケットは状態により施工方法が変わってきます。

■ガスケットが劣化している場合
定型ガスケットは、紫外線による劣化や外壁材の伸縮によりガスケットが捲れ上がったり割れてきたりする場合がございます。その場合は、埋め込まれているガスケットを撤去しコーキングを打ち直します。

※ガスケットは「定型」のため太さが決まっており伸縮した外壁にはまらず隙間ができてしまうため交換ではなくコーキングを打ちます。

■ガスケットが劣化していない場合
ガスケットに捲れや浮きの劣化が見受けられず、しっかりと固定されている場合は撤去の必要はありません。
ただ、そのまま上から塗装をしてしまうと不具合が出る可能性がございます。
ガスケットの上からそのまま塗装をしてしまうとブリード現象という塗膜の変色や密着不良を起こす場合があります。それを防ぐためにはガスケットの上に専用プライマーを塗布したうえで塗装が必要となります。

劣化していない状態でプライマーを塗って塗装したとしてもプライマーはガスケットを固定するためのものではないため塗膜を破って捲れあがるケースがあるため、基本的にはコーキングへの打ち替えを推奨いたします。

この判断は難しいため、迷われた場合はお気軽にリフォームスタジオニシヤマにご相談下さい。