雀口のメンテナンス

今回、豊田市にお住いのお客様から外壁のメンテナンスの見積り依頼を頂き、調査にお伺いしました。
調査をしてみると、外壁は経年に伴う劣化が進行しておりました。
その中でも今回特に気になったのが雀口の漆喰の劣化でしたので、漆喰についてお話をさせていただきます。

雀口とは、日本瓦の屋根に多く見られます。

施工前写真

軒先瓦の下に位置し、軒樋の奥にあたる場所のことです。
雀がよく出入りをして巣を作ってしまうことから、このような名称になりました。
瓦の下には土があり、その土の流出を防ぐために漆喰が塗られています。
この漆喰が劣化により欠落しているため、やり替える必要があります。

施工前写真

雀口の漆喰をやり替えるにあたり、まずは目の前にある軒樋を脱着する必要があります。

軒樋を外したら、既存の傷んだ漆喰を撤去していきます。

撤去が完了したら、漆喰を新設していきます。

軒樋を復旧して完成です。

建物によって構造が異なり、それに伴いメンテナンスをおこなう箇所や施工方法も異なってきます。
まずは、お住まいの建物がどんな構造で現在どのような状態になっているのか、どんなメンテナンスをおこなう必要があるのか、どんなメンテナンスが最善になるのかを把握する必要があります。
外壁を塗装するのであれば塗装業者じゃないと...となるかと思いますが、塗装で対応出来ない箇所も多々あるため、
塗装業者ではなくリフォーム業者に依頼をすることが実はとても大事なポイントになってきます。 トータルでお家のためになる提案や施工ができるので安心です。

これからも長くお住まいになるお家で安心して暮らし続けるためには、適切な診断・メンテナンスをおこなう必要があります。
何かお気づき・お困りの事がある方は是非一度、トータルリフォームを手掛けているリフォームスタジオニシヤマまでお問い合わせ下さいませ。
建物を細部まで診断した上で、最適なご提案をさせて頂きます。