軽い屋根材で地震にも強くなる！【瓦屋根の葺き替え】豊田市

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軽い屋根材で地震にも強くなる！【瓦屋根の葺き替え】豊田市

豊田市のK様より、老朽化が進んだ屋根瓦の葺き替えをご依頼いただきました。
ただ屋根を葺き替えるのではなく、新しい屋根材を軽くて丈夫なガルバリウム鋼板に変更しました。

中部地区では数年前からずっと南海トラフ巨大地震が近いうちにくると言われており、関心の高い方も多いのではないでしょうか。
軽い屋根への葺き替えは、耐震リフォームの一環として非常に高い効果があります。

１）同じ躯体で屋根の重量がが低くなると

耐震は、躯体の強度（屋根重量に耐えれる強さ）と屋根の重さで判断します。
頭の重量が軽いほど、躯体の揺れが少なくなり地震時に強い家になります。

新築時は、屋根の重さにあった躯体を設計するため、もともと重い屋根のお住まいは躯体が非常に強い造りになっています。
そのため、リフォームで屋根を軽くすることで耐震強度を上げることができます。

２）耐震強度２の和瓦を葺き替えると....

同じ躯体の強度でも耐震等級は３へ上がります。（数値が高い方が地震に強い）
※耐震強度1が最低基準値として定められています。

通常の耐震リフォームは非常にコストがかかる工事です。
躯体の強度をあげるために、一度壁を壊して作り直したり、間取りを変更したりしなければなりません。

長く建物に住む場合、老朽化による屋根工事は雨漏り対策で必ず必要になります。
その際に同時に耐震対策をとれることでコストの面でも非常に優秀といえる工事です。

瓦屋根にお住まいで耐震に関心が高い方は是非一度ご検討されることをお勧めいたします。

3)実際の工事の様子

・施工前の重たい屋根

・瓦を撤去し、新たに下地となるコンパネを貼っていきます

瓦屋根を撤去処分し、出てきた下地に桟木、構造用合板を施工。
空気の層を作ることで断熱性を高める施工をしています。夏の気温が下がっていい感じですね。

・下地施工後の様子です

・防水紙を施工

新しい下地が完成すると今度は防水紙を施工します。
屋根において、実は屋根材よりも重要な雨漏りに直結する部分です。
ここをやり替えることで長期にわたって本当の意味でメンテナンスフリーのリフォームとなります。

・金属屋根を均等に貼り付けて完成

現在の金属瓦は軽くて長持ちすることはもちろん、思ったよりもかっこよく仕上がると評判が良い屋根材です。金属の平たいイメージをしている方は大勢いらっしゃると思いますが、意匠性の高いタイプも安価になってきていますので、是非ご相談ください。