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屋上防水それで大丈夫!?雨漏りする前に抑えておきたい【お役立ち情報】

塩化ビニル樹脂系シ-ト防水の機械的固定工法で改修工事!


今回はハウスメーカーの屋上などに多く使用されている塩化ビニル系樹脂シート防水の改修方法をご紹介します。塩化ビニル系樹脂シート防水は塩ビシート防水と総称して呼ばれています。
この塩ビシート防水は紫外線などで縮んでしまうことが多くそれによって、裂けてしまい不具合を起こしてしまうことが多く見られます。
また、屋上に施工されているため物件が多いため、普段見られないところでいつの間にか裂けて雨漏れしてしまいます。
実際にこのようになっていました。
劣化状況1
劣化状況1

劣化状況2
劣化状況2


特に立ち上がりと平場の取り合いが縮むことに耐えきれなくなり裂けるようです。あと、多く見られるのはやはりシートとシートのジョイント部分です。 まずはこの裂けてしまったところの改修方法を紹介します。


撤去
防水シート撤去

通気シート・プレート
通気シート・プレート設置

塩ビシート
新設塩ビシート施工


裂けている周辺をカットして下地を造作します。立ち上がりの上まで施工します。ここが大切で対上がり部分の最上部外壁側にまではみ出るくらいまくことで、立ち上がりに取り付けられている笠木という部分から侵入した雨水の建物内への侵入を防止します。
通気シートとプレートの施工について、プレートは端部を抑えるために使用でします。端的に言えば抑え金物ですが、接着剤だけだと密着力に限界がありプレートでシートの剥離を押さえます。
その後、塩ビシートを張り完了です。

実際は不具合が起きてしまったところだけではなく、全体を施工を施工しなおす事が殆どです。これは部分補修をしても旧防水シートと新防水シートの密着が確保することが難しく、後々その境目から雨漏りを起こしてしまうためです。
その、施工方法もご紹介します。


施工前
施工前の状態です。

清掃
表面の汚れを撤去するために清掃を行います。

通気シート 
通気シートの取付施工です。
プレート
プレート抑え金物の取付です。

塩ビシート
新しい塩ビシートを貼り付けていきます。


まずは立ち上がりの施工です。
通気シートを張り、端部をプレートで固定します。その後、塩ビシートを密着固定させます。

次は平場の施工です。
通気シート
通気シートを取り付けます。

ディスク取付
ディスクプレートの取付

溶着
シートの継ぎ目を溶着していきます。

Uシール
ジョイント部分にシーリングして保護します。

コーナー
立上りと平場のコーナー処理です。

完了
完成です。



平場は通気シートを張り、ディスクを固定します。そこに塩ビシートを張り、ディスクに溶着します。その後、立ち上がりの塩ビシートと接着して、コーナー処理をして完了です。

防水を改修するときは、現状の状態からどの改修方法が良いかの判断がかなり重要なところです。
リフォームスタジオニシヤマでは防水工事に関してもしっかり知識を持っています。費用の掛かる部分ですがしっかりつぃた施工を行うことで建物を守り、安心して暮らせる建物にリフォームしていきます。
お客様の建物の状態を確認しそれにに対して適切なご提案、ご説明いたします。
リフォームスタジオニシヤマに是非、お問合せください。