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雨漏りの原因「天窓」を撤去し、屋根カバー工法で雨漏り無しの快適生活へ!

スレート屋根材のカバー工法について


今回はスレート屋根(カラーベスト、コロニアルなど)のカバー工法工事についてご紹介致します。

屋根の内部 雨漏り
・古いカラーベストの内部

スレート屋根は構造上、屋根材の下に敷いてある、防水紙が防水の役割をはたしており、防水紙の寿命が25年~30年です。
そのまま放置しておくと雨漏れのリスクがあるため、しかるべきタイミングで屋根カバー工法ないし葺き替え工法で屋根工事を行う必要がございます。 もちろんこのタイミングで防水紙も新しいものを張ります。

葺き替え工法だと撤去・処分費が掛かってしまい高額になってしまう為、カバー工法がオススメです。
また葺き替え工法では撤去するカラーベストにアスベストが入っていない証明書がないと撤去費用が4倍近くなってしまうため、注意が必要です。


カバー工法 施工前
・施工前の様子

それではスレート屋根にカバー工法をする場合の作業工程手順をご説明していきます。
役物の撤去 カバー工法
・役物撤去

まず初めに棟板金など板金部分を撤去(赤枠の部分)していきます。

今回はトップライトが設置されておりました。
台風で物が飛散してトップライトのガラスに亀裂が入っていました。
トップライト周りは雨漏れするリスクが高く、交換するのも費用が高額なため、今回のタイミングで撤去することにしました。

撤去した部分はベニヤ板を敷いて固定しその上から屋根材を葺いていきます。
屋根 雨漏り防止
・ルーフィング(防水紙)施工


次に写真の様に防水紙を上に被せていきます。
防水紙は万が一屋根材内部に水が浸水しても雨漏れするのを防いでくれます。
セネター 軽量瓦
・セネターの施工(天然石 軽量金属瓦)

防水紙を貼り終えたら、いよいよ屋根材を葺いていきます。
今回はデクラ屋根システムの超軽量屋根、セネターというものを使用しました。

材質はガルバリウム鋼板です。特徴は1㎡あたり7.0kgで軽く、表面に天然石が吹き付けてあるため、遮熱・遮音などの効果があることに加えて半永久的にメンテナンス不要で今後のメンテナンス費用が掛からないというメリットがあります。
また、通常のガルバリウム鋼板にある、雨音が響くデメリットも表面が天然石なのでありません。
デメリットの少ない非常にオススメの屋根材です。



石材チップの鋼板屋根
・セネター施工完成

屋根材を全て葺き終えたら最後に棟板金等を施工していきます。完成となります。
トップライト撤去
・トップライトの処置

今回はトップライトを撤去したため内部の施工も必要となります。
撤去後に屋根上に張った構造用合板が屋内から見えています。
室内の処理 トップライト
下地組み

写真の様に木で下地を作っていきます。
天井 塞ぐ
・室内の処理

その上にベニヤ板を貼り、クロスを貼って端部を処理したら完成です。
上記の様にして屋根のカバー工法工事を行っていきます。
よくスレート屋根は塗装をすれば雨漏りしないから大丈夫という業者がいますが構造上、雨漏れしないというのは間違った解釈です。

ご自宅がスレート屋根でメンテナンスに悩まれている方は是非一度、弊社(リフォームスタジオニシヤマ)までお問合せ下さい。
現地調査の上で正しいご提案を親身になって行わせて頂きます。