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外壁塗装とベランダ防水工事ってセットで考えるべき!?

ベランダ防水工事


外壁塗装を考えられる方でベランダに関してメンテナンスを考えられている方が少ない傾向があります。

ベランダの床は防水が施工されており、種類は【FRP】【塩ビシート】【ゴムシート】など様々です。
弊社では防水改修工事に【ウレタン塗膜防水】を使用して行うことが多いです。


今回は改修方法をご紹介いたします。


・施工前

施工前です。表面の剥離が見受けられます。
またエアコンの室外機がありますのでこれを一時的に足場に移動してベランダには何もない状態を創ります。
その為足場がないと(外壁塗装と同時にベランダ防水を行わないと)、室外機を配管と切り離す必要があり、エアコンガスの入れ直しをする必要が出てきます。
こうなると費用が室外機1台につき、3万円ほどかかってしまうため足場のかかっている間に行うことがコスト削減になります!



・グラインダー

表面の剥離を剥がせるところまで剥がしていきます。既存の防水層に不具合がある箇所を削ったり、一部張替えなどをしてまずは下地の状態を綺麗に整えます。



・プライマー処理

次に密着性を上げるプライマーを塗布していきます。プライマーにも既存防水の種類によって使い分ける必要があり、適正でないものを使用しますと剥離の要因になります。
下地処理とプライマー処理、ベランダ防水工事ん家庭で最もここが重要なポイントとなります。
下地処理が悪いといくら上からウレタンをかぶせても、下から浮き上がってしまうので非常に重要ですね。



・ウレタン1層目

次にウレタン塗膜防水を一層塗布していきます。 均一にむらなく塗布することがポイントです。



・ウレタン2層目

一日乾燥させたのち、ウレタン塗膜防水の2層目を塗布していきます。
1回目のウレタンと同じものですので、1回目と2回目の塗布に区別が付き辛いため、塗布した箇所を確認しながら進めていきます。



・トップコート

一日乾燥させたあと、トップコートを塗布していきます。
どの防水材にも言えますが紫外線に弱いため、最後にコーティングを塗布していきます。

以上がウレタン塗膜防水を使用した際の改修方法です。
今回は密着工法で行いましたが、劣化状況により工法を変えていく必要があります。
また、既存の防水材によって改修方法を変えていく必要があるため、知識と経験が必要となります。

防水が劣化しますと雨漏れに直結する箇所となり、外壁塗装よりも重要になるケースもございます。
一度診断してみてはいかがでしょうか?