窓下の汚れについて

窓、いわゆるサッシの下側の外壁が汚れていたり、表面がはがれてしまっているケースが多数あります。
これはサッシが結露し、その結露したしずくが外壁の同じ個所に常に垂れるため、こうした現象を引き起こします。

サイディングは釘で留めてある場合が多いので経年劣化により浮いたり、反ったりしやすい外壁材です。

サイディング

サッシ下の外壁の剥離

写真のサイディングは結露や湿気により、サッシから垂れていく水分によりサイディングが傷み、フカフカしている状態です。
このまま張り替えても数年で同じ状態になる可能性があるため、再発防止策として、今回はサイディングを張り替えた後に伝い水切りを取り付けました。

・外壁撤去

・新設

まず始めにサッシ周りのコーキングを撤去して傷んでいる部分のサイディングを撤去します。
そして撤去したサイズに新しいサイディングをカットして取り付けていきます。

・伝い水防止水切り

・伝い水防止水切り

　　サイディングを取り付け終えたらサッシの両端に伝い水防止水切りをビスで写真の様に取り付けていきます。
※サッシの下端両端についている白いものです

・完了

上記の様な根本的な解決をしたうえで外壁塗装を行いました。

サイディングはモルタル外壁やALC外壁に比べて傷みやすく10年~15年の間にしっかりとしたメンテナンスを行わないと全面張替えなど大掛かりな工事が必要となってしまいます。

建物を守るために今すぐに塗装を考えられていなくても、見積をとることで現在の建物の状況を業者が無料で診断してくれるので築10年を経過した際に2、3社で見積をとることをお勧め致します。
良い業者であればお客様に的確なアドバイスを与えてくれます。

サイディングが傷んできているということは建物全体のメンテナンスが必要ということが多いのでより多くの提案ができる業者を選択することで最良のメンテナンスを行えます。

その際には是非、弊社にもお問合せ頂ければ幸いです。お客様の希望に合ったご提案をしっかりとさせて頂きます。