バルコニーの塩ビシート防水改修工事。その手順とは!?
バルコニーの塩ビシート防水改修工事
外装リフォーム工事には外壁、屋根の他にバルコニーのメンテナンス工事が重要です。
今回はバルコニーの防水改修工事をご紹介いたします。
バルコニーの防水でもいろいろ種類があります。
木造建物の多くはFRPという工法が多いですが、鉄骨造では塩ビシート防水という工法が施工されていることが多いです。
一般の方では一見、判断は難しいですが、我々は診断時にしっかりと判断できます。
塩ビシート防水の特徴はビニル製のシートが貼り合わせてある様子で、ジョイント箇所があり接着しています。
写真では分かりづらいですが、このような状態です。
既存施工前 |
まずは全体の汚れを落とすために洗浄して、しっかり乾燥後に接着剤となりプライマーを塗布します。
塗り忘れがないようにローラーなどを使用して全体的に満遍なく塗布します。
そして、新しい塩ビシートを接着させます。
ローラーでしっかり押さえ、これで平場は完了です。
プライマー |
塩ビシート |
塩ビシート押え |
平場完了 |
同じようにプライマーを使用して接着していきます。平場との境は被せて接着します。
そして入隅のコーナー部分は補強の為、パッチするように施工します。
立上り |
プライマー |
接着 |
入隅処置 |
シール |
全行程完了 |
鉄骨造でバルコニーに塩ビシート防水で施工されているのは大手ハウスメーカーさんに多く、通常の改修方法だとなかなかの高額な改修費を提示されるようです。
もちろん、必要な施工方法での費用は仕方ありませんが、現状の劣化状況に見合った改修方法があるはずです。
外装リフォーム工事をするとき、バルコニーもかなり重要なところです。
しっかりと状況を確認、診断してもらい、適切かつ無駄のない工事が良いですね。
リフォームスタジオニシヤマでは防水工事に関してしっかり知識を持っています。
お客様の建物の状態に対して適切なご提案、ご説明いたします。
リフォームスタジオニシヤマに是非、お問合せください。