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ベランダの排水が原因で外壁が腐る!?知っておくべきポイントとは!?

ベランダの排水が原因で外壁が腐る!?

豊田市のお客様より外壁が腐ってきて様子がおかしいとご相談を受けて診断させていただきました。
下記写真のようにベランダからドレン排水管が出ていますが本来外壁からすぐに横引き配管にしないことが原則です。


外壁状況

確認してみるとベランダの排水から雨樋のつなぎに異常が起きているようで、樋をカットして、状況確認しました。
結果、ベランダのドレン(排水)から外壁の雨樋に連結して下に雨水を流していましたが、途中のコーナー部分で水が適切に流れずに逆流を起こしていることが判明。


樋カットした内部の状況

これではゲリラ豪雨や台風の時にはオーバーフローして雨漏りの原因となります。
早速、外壁の張替と樋の継ぎ直しをご提案し工事を行いました。

まずは外壁の解体からです。


施工前状況1

雨樋のカット、取り外し

外壁解体状況1

外壁解体状況2

外壁解体完了

内部で逆流して外壁の腐食をしていたので、もしかすると木下地である胴縁まで腐食しているか?と心配しておりましたが、意外にしっかりとした状態であり、乾燥すれば問題ない状況だったためそのまま流用することとしました。

防水状況など問題ないことを確認して外壁を復旧し樋を再接合していきます。


外壁張り完了~マスキング

シーリング工事完了

雨樋を繋いていきます

たて樋、45エルボ繋ぎ

接合完了

外壁張替、樋再接合完了

このように、必ずベランダの排水は、排水が下に落ちるように縦引き配管とすることが大切です。
樋の勾配や繋ぎ方、構造によってはこのように不具合が起きることは意外にもよくあります。
こういった症状を放置したままこの上に外壁塗装をしてしまうと、これが原因でせっかく仕上げた塗装が剥離したり不具合をおこします。
もっとひどいと構造体を痛める結果にもなりかねません。
外壁が苔が多いとか、腐食しているかも?と感じたら是非早めにご相談なさってください。