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日本家屋の漆喰についてー和瓦でも補修がいるんです!-

日本家屋の漆喰について

屋根に使われる漆喰は、主に棟部分の瓦に隙間なく打たれており、雨風や小動物の侵入を防ぐほか、瓦が滑らないように内部に敷かれた土(葺き土)を雨水や風から守る役割を担っています。
漆喰の剥がれが原因で雨漏れを引き起こすケースもあるため、瓦屋根の役割の中でも非常に重要な部位の一つです。




■メンテナンスのタイミング
漆喰は基本的に瓦よりも寿命が短く、20年~30年ほどで剥離や亀裂を葺き起こします。
この状態を放置していると、内部の葺き土に雨水が浸入してしまい屋根全体に絶大なダメージを与えてしまいます。
漆喰の剥離を放置していると、葺き土が雨水や風の影響で減っていき最終的には瓦の脱落に繋がります。
状況がひどくなる前にしっかりとメンテナンスをしましょう。

■漆喰のメンテナンス方法
1.劣化してしまった既存の漆喰をすべて撤去します。




2.下地調整を行います。
漆喰が均等に塗れるように葺き土の状況を整え、水気を含ませます。

3.漆喰を打ち込みます。この際に漆喰が瓦よりも出ないように注意しましょう。




漆喰の打ち替えは屋根上での工事のため、足場の仮設が必要となります。
外壁塗装やその他の工事と同じタイミングで工事をすることでライフサイクルコストをさえることができますので工事のタイミングはしっかりと見極めていきましょう。