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雨漏れ調査・雨漏り補修・屋根カバー工法で雨漏りをシャットアウト!



雨漏れ調査・補修を行った刈谷市F様のお住まいにて、屋根の下地の野地板に雨染みが見受けられました。また、雨漏れ部分の要因の屋根と外壁の板金水切り部分の改修も兼ねて【屋根カバー工法】を行いましたのでご紹介いたします。

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屋根調査時の写真です。
屋根材を固定するために打たれた釘より伝い水による雨染みが見受けられました。
屋根調査時の写真です。
破風板の劣化と、壁取り合い水切りです。この水切りを伝った先が防水紙の不具合を起こしていたことと収め方に誤りがあったため改修が必要でした。


F様のお住まいは、スレート屋根という屋根材を使用しており一般的に住宅で使用されるものとしては化粧スレートと呼ばれる物になります。主原料として、セメントと繊維素材を使用し約5mmほどの薄い板状に成型された屋根材です。薄くて軽く施工費用も安いという特徴があります。しかし、屋根材自体が防水性が無いため定期的な塗装や、防水紙の劣化により葺き替え・カバー工法などの根本的な防水の工事が必要になります。2005年のアスベストが社会問題になるまでは、化粧スレートにもアスベストは使用されていました。そのため、解体・葺き替えとなる場合は非含有の証明が取れない場合アスベスト含有物として廃材処分を行うため高額な処分費用が必要となるケースが多くあります。そういったことから、解体処分を必要とせず防水性のある金属製の軽い屋根材(ガルバニウム鋼板・ジンカリウム鋼板)をかぶせ葺きを行うカバー工法を行い改修していくことが一般的になってきました。

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既設棟板金撤去です。 ルーフィング敷設です。
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ケラバ水切り・軒先スターター水切り・壁取り合い水切りを取り付けていきます。 屋根材ガルバニウム鋼板(IG工業/ガルテクト)取り付けです。
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屋根カバー工法完了西面写真です。 屋根カバー工法完了東面写真です。
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破風板の素材が木で痛みが激しかったため板金を加工しカバーしました。 鼻隠しも同様にカバーを行い、劣化し変形して水があふれていた雨樋交換のための取り付け金具を設置します。
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雨樋設置後放水を行い水の流れと収まりをチェックしていきます。問題ありませんでしたので取り付け完了です。 元々屋根と破風板の取り合い部分には隙間があり、屋根裏へと繋がっていたため、板金加工で水切りを設置しました



以上で、工事完了となります。ここまでやって、ようやく長年悩まされ続けた雨漏りの問題を解決することができました。雨漏りに悩むお客様が共通しておっしゃっることとして、トラウマになるとよくお話しされます。その背景として、一時的な止水処理(シーリング打設)や原因を調査・判明・理解しないまま補修工事を行うことや、高額の工事を提案すると受注に繋がらないため安く一時的に収まるような工事を外壁塗装と一緒に提案してしまい雨漏りが再発するといったことが多いためです。


基本的に室内の雨漏れに繋がってるケースは、安価に改修を行えることはほとんどありません。なぜなら原因を調査・判明させ構造を理解したうえで適切な工事を行わなければ雨漏れが止まることはないからです。一時的に雨漏れが止まったとしても再発してしまう工事であれば、それは無駄な出費となってしまいます。リフォームスタジオニシヤマでは、このように雨漏りに悩むお客様に最適な工法・工事を適正な価格でご提案させて頂いております。雨漏りでお悩みの方はいつでもご相談ください!
家本来の雨風を凌ぐ快適な居住空間を一緒に取り戻せるように全力でお力添えさせて頂きます!