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水漏れ発生!!! ベランダ防水改修方法(塩ビシート防水)【トヨタホーム編】

ベランダ下の軒天で雨漏れしているとのことで調査を実施しました。トヨタホームの建物で敷物が敷いており状況がいまいちわからない。敷物をめくってみてもよくわからない・・・。おそらくあまり知識のない工事店ですと原因がよくわからず工事に進んでしまうケースがあるようです。

しかもハウスメーカーで改修工事の見積もりを取られるとほとんどの方が高いとの声を耳にします。内容を見ると既設の防水層を剥がして作りなおすなどetc…やり方は様々ですが、状態によっては既設の上にそのまま新しい防水層を作ることができ、費用を抑えることができます。

今回は実際に雨漏れを起こしてしまっているお宅の改修方法をご紹介します。

施工前です。よく敷物が敷いているので状況がわかりません。
こういった塩ビシートは決まったところで亀裂などが生じやすいです。長年の汚れで気付きにくいですが、掃除してみるとわかります。

亀裂が数か所発生しているのがわかります。
こんな小さいところから?!と思われますが、小さな穴でも雨漏れの要因となります。

塩ビシートがかなり引っ張られ亀裂が発生しており、今後も亀裂が発生することを考慮して【通気緩衝工法】を用いて施工をします。既設塩ビシートと新しい防水層の縁切りの役割を果たす絶縁シートを貼っていきます。もちろん亀裂の入っている部分は専用メッシュで補強していきます。

絶縁シートを貼ることにより、既設の防水層と新しい防水層の間で発生した湿気などを逃がすために脱気筒の取り付けを行います。
その後、平場に1層ウレタンを流し一日乾燥させ、次の日に2層目を塗布して乾燥させます。そうすることで弾力性のあるつなぎ目のない防水塗膜の形成が出来上がります。
最後にトップコートの塗布です。 どの防水材も紫外線に弱いため、トップコートコーティングで保護する必要があります。
トップコートを塗布して完了となります。

既存の塩ビシートを利用した施工方法となります。 もともと敷いてあった敷物は撤去したままにします。 理由としては敷物の下に埃や毛などのごみが蓄積し、それらが水を含み乾燥のしにくい環境となってしまいます。防水に長けている素材とはいえ、長期間濡れている状況というのは防水にとって最悪の環境となります。また今回のように敷物を撤去しなければ劣化箇所を突き止めるとこが遅れてしまいます。敷物を敷かれているご家庭の方で一度もめくって掃除のしたことのない方は注意が必要です。

ハウスメーカーでは高額な案件も弊社であればリーズナブルに上質な施工が可能となります。
ぜひ一度リフォームスタジオニシヤマにご相談ください!!