木板キシラデコールコンゾラン塗装!!木部の塗装には気をつけて!!
今回ご紹介するのは木板外壁の塗装工事の方法です。
木板外壁は窯業サイディング外壁とは違って、木部専用の塗料が適切です。
また、今回は外壁の状態、既存塗膜の状態によりキシラデコールのコンゾランを選定しました。
そこで、コンゾランの特徴をご紹介いたします。
・屋外専用の木材保護塗料。(高耐久性・水性・造膜タイプ)
・塗膜に柔軟性がありワレにくい。
・塗膜に通気性があってムレにくい。
・塗膜が木に密着してフクレにくい。
・優れた防腐、防カビ、防虫効果を発揮。
色つきが良く、古材でも明るく仕上げることができ、改修に最適です。
実際の施工工程をご紹介します。
外壁の仕上がりはバッチリで、蘇りました!!
軒天井も同様に塗装しました。
軒天井も劣化具合は外壁ほど、ありませんでしたが、見違えるようになりました。
他に鼻隠し、破風ウッドデッキ手摺なども同じくコンゾランで塗装です。 デッキの床面はコンゾランが適切ではないので、同じキシラデコールですが、フォレステージHSという種類の塗料を使用しました。 木部用の塗料でも施工箇所や既存の状態によっては、塗分けが必要です!! また、木板外壁は窯業サイディングよりも劣化がしやすいので、次回の塗装は10年ほどが目安です。
メンテナンスを怠ると木板自体が水を吸ってしまい、木板自体の張替えが必要になります。 ご自宅が木板外壁の方はまずは10年以内に必ず、適切な塗料で塗装行うようにしましょう!!
木部塗装について
外装リフォーム工事を行う中で、部分的に木材が使用されていたり、ウッドデッキなどの塗装をする場合、やり方ひとつで仕上がり方が圧倒的に変わります。
今回はカビだらけの木部を復活させる塗装方法をご紹介します。
施工前
今回はこちらの木部塗装になります。見ての通り真っ黒でカビだらけです。このまま塗装をしても綺麗に色が入らないため薬品洗浄を行います。
あく抜き洗浄
最初に頑固な汚れを取り除く作業です。
過酸化水素水を主成分とした薬品を塗布し、しばらく放置します。今回はアクロンAとアクロンBを使用しました。
汚れが浮き出てきたところを確認し、水だけをつけた刷毛で洗い流します。
この工程が最も重要で、この時点で汚れを残してしまうと最後まで残ってしまうため、必要に応じて上記の工程を(2~3回)繰り返し行います。
この工程で気をつけなければならないのは、木材に薬品が残らないようにしっかり水で洗い流す事です。
染み抜き
「あく抜き洗浄」の段階では落ちない長い期間によってできた「シミ」と「シミの素」を取り除くため、シミ抜き専用の薬品(フッ化水素が主成分)を、あく抜きと同じように刷毛で塗布していきます。
木部保護剤塗装仕上げ
あく洗い、染み抜き完了後、なにも保護されていない状態のため、最後に木材の風合いをできる限り長く保つように木材保護塗料を塗装(2回塗り)して完成となります。
基本的には浸透系塗料を使用します(キシラデコールなど)
木部塗料には防腐や防虫効果もあります。
正しいやり方を行えば木材の風合いを残すことができます。
誤った塗装の仕方をすると木目をつぶしてしまいせっかくの木材を活かすことができなくなってしまいます。
木材を長期に美しく保つためにぜひ一度ご相談ください!





























