塗れる瓦、セメント瓦の塗装方法!見ないと失敗する!?
今回はセメント瓦の塗装についてご紹介します。
セメント瓦は瓦の中でも数少ない塗装が出来る瓦です。陶器瓦とは異なり表面処理が塗装のため施工可能です。
名前の通りセメントと川砂を混ぜ合わせて作られています。
耐久性は30年~40年と耐久性に優れているのが特徴です。
昨今では軽くて丈夫なガルバリウム鋼板が普及しているため瓦自体少なく減ってきましたね。
セメント瓦は表面に塗装がしてあるため定期的にメンテナンスが必要です。
今回はメンテナンスをする際の注意点をご説明します。施工事例
今回のお宅では築25年ほどで今まで一度も塗装されていませんでした。
カビやコケなどかなり目立ちますね。 このまま塗装をしても全く意味が無いのでまずは洗浄作業を行います。
洗浄の際はオリバークリーナーという洗剤を一度屋根に塗布します。
頑固なカビやコケなど落ちやすくし今後発生しにくいという特徴があります。 皿洗いなどを同じ感覚でただの水洗いでは洗わないですよね なかなか落ちにくく圧を強くすると瓦の割れにも繋がりますので洗剤を使用して落ちやすくします。
そして下塗り作業に入ります。
通常スレート(カラーベスト)の屋根の場合下塗りは1回または2回が基本ですが、 セメント瓦の場合下塗りを3回行います。 1回や2回だけだと吸い込みが激しくなかなか浸透していきません。
下塗り1回目と2回目の写真を見比べて頂くと吸い込みが激しいのがわかりますね。
3回目の写真の様に艶が出てテカテカしてきたら浸透しているというサインです。
3回目です。
ここから中塗りに入っていきます。
あとは通常通り中塗り、上塗りと色つきの塗料を二回塗り、計五回塗装で完了です。
とっても綺麗になりましたね!
今回のポイントをおさらいすると下塗りの回数が非常に重要だということです。
塗装業者が数多く存在する現在、下塗りを一回で済ませてしまう業者には要注意です。 ここで手を抜いてしまうとその後の中塗り、上塗りに響いてせっかく費用を払ってした塗装が台無しです。
ニシヤマでは過去数多くの施工実績からよりベストな工事内容をご提案しております。
些細なことでも構いません、気になった方はぜひ一度リフォームスタジオニシヤマまでお問い合わせください。