「外壁が傷んできたからそろそろ張り替えようかな、、、。でもどんなものにしようかな。」
外壁は外部からの刺激を直接受けている部分ですので劣化や損傷が激しい箇所とも言えます。
そのため、外壁の張り替えや修復が必要となってきます。
「せっかく外壁を変えるなら高機能のものにしたい」
「思い切って雰囲気を変えてみたい」
などと思われている方も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、外壁張り替えにおけるサイディングの種類とその特徴についてご紹介します。






□外壁張り替えとは
外壁張り替えとは、外壁の痛みなどが原因でリフォームを行う際の一つの方法です。
元の壁を解体し、新しい外壁に取り換えます。
古く傷んだものから新しいものに取り換えるため、強度が向上するほか、解体時に壁の内部のメンテナンスができるメリットがあります。
また、デメリットとしては古い外壁を解体するため、工事が大がかりで時間と費用がかかること、また建築年数や元の外壁の状態によっては施工ができない可能性があることが挙げられます。

□外壁張り替えにおけるサイディングの種類と特徴
サイディングとは外壁素材の一種であり、セメント質と繊維質を主な原料とした外装材です。
サイディングボードとも言われ、板状になっており壁に貼って利用します。
モルタルと比較して色や柄のバリエーションが豊富です。現在主流な外壁材となっています。

□サイディング素材の種類
サイディングは素材によって主に４種類に分けられます。

・窯業系サイディング
これはセメントや砂等が主な素材です。現在の外壁の主流となっています。
重量が重く、建物に対する負荷が大きいため耐震性は高くありませんが、一方で防火性が他の材質と比較して優れているという特長があります。





・金属系サイディング
ガルバリウムなどの金属が素材となっています。
樹脂や混合物が素材となっています。太陽光によって温度が上昇し、また乾湿調整機能を持たない特徴があります。






・木材系サイディング
天然の木材が素材です。火に弱く水に弱いため、腐食がしやすいですが、木目の質感や味わいが楽しめるため外観にこだわりのある方にはおすすめです。




・樹脂系サイディング
これは主原料に塩化ビニル樹脂を使用した外壁材です。
耐久性や耐候性に優れており、メンテナンスの必要がほぼないと言われています。
しかし、費用が他の素材と比べて高いという点がデメリットと言えるでしょう。







□最後に
今回は外壁張り替えにおけるサイディングの種類とその特徴をご紹介しました。
外壁の役割とは、その建物の美観と建築物の保護です。
張り替え工法を行う際は住宅の特徴と、ご家庭のこだわりの部分を明確にし、適した材質の外壁をご検討ください。