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外壁に使いたいシーリング材の種類について刈谷市の業者が解説!

外壁材同士の隙間や、窓のサッシ周りなどを埋めるために使用されるペースト状の「シーリング材」。
これには建材同士がぶつかり合うのを防ぐクッションとしての役割や、建物に水が侵入するのを防ぐための防水に、気密性を高める役割もします。
つまり外壁や住宅設備を衝撃から守るという重要な役割をしているのです。
このように住宅設備の寿命を延ばす為に必要なシーリング材ですが、外壁やお風呂場などの施工場所によって使用するシーリング材は違ってきます。
刈谷市の業者に用いられるのは、外壁に対して幾つかの最適なシーリング材です。


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□シーリング材の種類
よく知られているものに、シリコン系と変性シリコン系があります。
シリコン系は水を弾く耐水性に優れた性質があるため、浴室や水に浸かる箇所に使われます。

一方、塗装が必要な外壁にはウレタン樹脂を原料とする変性シリコン系を使用します。
これは耐候性が高く、屋根や窓枠、鉄板や銅板などの目地材としてなどオールマイティに使用されています。
本来変性シリコン系のものは、塗装の種類によっては塗料の色を変えてしまう事もあります。
しかし現在では塗料の色を変えない製品が普及している為、10年~15年という耐久度が可能になりました。
塗装前でも塗装後でも使用することができる優れものです。


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この他にも、ウレタン系のものも使用することができます。
コンクリートのひび割れの補修や木材にも使用でき、密着性に優れ、また固まると弾力性を保つという特徴があります。
しかし太陽の紫外線に弱く、ホコリを吸いつけてしまうという性質があるため、これを使用した上から必ず塗装をする必要があります。
コンクリートや木材、金属目地、排気口や通気口周りなどに広く使用できます。

油性系のものも室内や陸屋根の防水層などに使用できますが、表面は皮膜を作って硬直するものの、内側は固まらないという性質があります。


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1980年以前にはアクリル系のものも使われていましたが、耐久性が低く8年~10年くらいでひび割れが出てしまう為、現在では使用されることが減りました。
材料費が安いという事で検討される場合もありますが、寿命が短いぶんメンテナンス回数が増えるので、最終的にはコストがかかることになります。

シーリング材の1液型と2液型
これらのシーリング材は同じ材質であっても「1液型」と「2液型」に分類されます。
2液型の方はシーリングとそれを固める硬化剤が別々になっており、硬化剤をかき混ぜる為の専用の攪拌機も必要になります。
施工や管理に手間がかかるため、一般家庭で使用する際には1液型の方が向いています。