ユニバーサルホーム・へーベルなどのALC外壁の目地メンテナンスについて
ALC外壁の目地メンテナンスについて
今回はALC外壁の目地メンテナンスについてご紹介致します。
目地というのは建物の外壁材と外壁材の継ぎ目のことを言います。
・ALCの外壁 |
・ALCの外壁 |
一般的には目地部分にはコーキングが打設されており壁の内部に水などが入らないように処理がしてあります。
コーキングは防水の役割を果たしており傷んでいる状態を放置しておくと目地部分から徐々に建物内部に水が回り、壁の下地などを腐らせてしまい最悪の場合、外壁材を張り替えるということになりかねません。
このような事態にならないようにコーキングの状態を常に把握しておくことが大切です。
ALC外壁は窯業サイディング等に比べて圧倒的に目地部分が多く、他の建物に比べて雨漏れするリスクが高いです。
そのため定期的に状況を確認して大事に至る前にメンテナンスすることが必要です。
・ALCの目地 |
・コーキングの耐久性 |
ALCの場合は状況によって打ち換えをする場合と打ち増しでもよい場合があります。
今回は厚みがしっかりと確保できたため、目地部分を打ち増しにて施工しています。
・マスキング |
・プライマー塗布 |
次にコーキング打設部分にプライマー(接着剤)を塗っていきます。
プライマーは外壁とコーキングを接着する重要な工程です。
この処理が甘いと断裂や剥離の原因となります。
・コーキング打設 |
・ヘラ抑え |
打設後、ヘラで押さえていきます。
最後に両サイドのマスキングを撤去していきます。
・マスキング除去 |
・完成 |
目地部分に関してはこのような手順で行っていきます。
※外壁材や箇所によってコーキングの打設方法が異なるため、業者にしっかりと確認して工事を行うことが大切です。
建物を守るために今すぐに塗装を考えられていなくても、見積をとることで現在の建物の状況を業者が無料で診断してくれるので築10年を経過した際に2、3社で見積をとることをお勧め致します。
良い業者であればお客様に的確なアドバイスを与えてくれます。
コーキングが打ち換えのタイミングにきているということは建物全体のメンテナンスが必要ということが多いのでより多くの提案ができる業者を選択することで最良のメンテナンスを行えます。
また、ALC外壁の横目地はコーキングが切れると雨漏りに直結しますので横目地部分は最低限しっかりとメンテナンスする必要があります。
その際には是非、弊社にもお問合せ頂ければ幸いです。
お客様の希望に合ったご提案をしっかりとさせて頂きます。