倒産してしまったハウスメーカーのメンテナンスはどうすればよいの?
倒産してしまったハウスメーカーのリフォーム、外壁塗装について
個人の工務店をはじめ地域のハウスメーカー、大手のハウスメーカでも倒産や廃業などによりその後のメンテナンスを受けられなくなったお施主様は相当数存在します。
そうした場合どこに頼めば安心してメンテナンスを任せられるのか?
そんな悩みや不安を持つのはお客様心理として当然のことだと思います。
そこで今回は「どこに頼めばよいか、わからなくなってしまったお施主様に」ご提案です。
建物の構造や新築時の施工に問題が無ければ外壁塗装などは問題なく地域のリフォーム店や塗装店などでメンテナンスが行えると思いますが中には雨漏れを起こしていたりサイディングなどの一部や外壁材にひび割れや表面がボロボロになっている場合もあります。
外壁の下端がめくれ上がっています。 |
「膨れ」という現象が原因で塗膜剥離をおこしています。 |
こうした現象が起きているお宅では多くの場合、構造に欠陥があったり施工に不具合がある場合がほとんどです。
そうした場合、表面的に塗装をしたりコーキングを施すだけでは根本的な解決とならず構造や下地などにまで手を入れる必要があります。
多くはベランダ部分の外壁材やサイディングに著しい劣化や剥離が見られる場合がありますが、このようなケースは笠木と言われる部分やサッシなどに手を入れる必要があります。
一般的なリフォーム店や塗装店ではそこまでの知識が乏しかったり実績が少なかったりで、適切な施工手順、施工方法が分からない業者が多く存在します。ましてや「塗装で大丈夫ですよ」などと言われてしまうとお客様としてはできる限りお値打ちに収めたいという思いから、どうしても安価な方向に流れがちです。
ココが大きな間違いのポイントであり後々後悔する原因となります。
表面的に綺麗に仕上がっても中の構造や下地が傷んでいたり雨漏りなどの根本的な原因が解消されていない限り1,2年でまた同じ症状が再発します。
運よく保証で直してくれたとしてもまたすぐ同じ現象が起きてイタチごっことなる・・・。
結局お客様の方が根負けして別の業者にお願いして実費を負担しなければならなくなる。
そんなお客様を何件も見てきましたし、われわれ業者としてもわざわざ構造まで改修する高い見積もりを提出することで相見積に負ける要素を増やすのも現実的に難しい事なのかなとも思います。
しかしながら弊社ではそこを勇気をもってお客様の建物の現状をお伝えし最低限必要な工事はしっかりとご提案させていただいております。
業者として当たり前のことだとは思いますがなかなかそこまでしない、できない業者が多いのも現状です。
塗装以外の工法や雨漏りを止める工事は複雑多岐にわたりますし、お客様の建物の症状や漏水の原因も様々です。
放水試験や構造診断を行った後、できる限りお客様の費用負担を抑える形でご提案をさせて頂いております。
「外壁が随分傷んでいるな」「時々雨漏りするなあ」「天井になんかシミがあるぞ」とお気づきになられた方は是非建物診断を行ってみてください。
どのようなことが原因でどのように修繕する必要があるのかをしっかりとご提案させていただきます。
建物のメンテナンスは外壁塗装以外にもシロアリ工事や給湯器の交換など様々ありますが、すべて対応可能ですのでお気軽にリフォームスタジオニシヤマまでお問い合わせください。