クリヤー塗装とは?クリヤー塗装のメリット・デメリット
クリヤー塗装とは?
クリヤー塗装とは顔料を含まない塗料です。
そのため、塗料自体が透明でチョーキング現象が起こらないという特徴を持っています。
クリヤー自体にも、シリコン・フッ素・無機のグレードが存在し、
溶剤系・水性系の2種類があることは他の塗料と同様です。
クリヤー塗装のメリット
クリヤー塗装の最大のメリットは外壁のデザインをそのまま生かすことが可能です。
近年、意匠性の高いサイディングが急速に増えてきています。
通常、塗装をするとそういったデザインは消えてしまい、ベタ塗りになってしまうことが一般的です。
そのため、既存のサイディングのデザインを残したいという方には非常にオススメです。
また、クリヤー塗装は顔料が入っていないため、チョーキングを起こしません。
ただ、経年劣化で塗料の保護としての性能は落ちてきてしまうため、その部分は注意が必要です。
他にも、クリヤー塗装は塗料の仕様によっては、2回塗りで施工可能です。
通常、外壁塗装は3回塗りをしなければならないのですが、クリヤー塗装はメーカー準拠の仕様で2回塗りをすることが可能なため、コストを抑えることが可能です。
クリヤー塗装のデメリット
クリヤー塗装のデメリットとして、劣化が激しかったり、傷の多い外壁には塗装をお勧めできません。
名前の通り透明の塗料のため、デザイン性も残すことができますが、劣化や傷もそのまま残ってしまうのです。
そのためクリヤー塗装は劣化の少ない10年以内に施工することが推奨されています。
リフォームスタジオニシヤマでは様々な塗料でのご提案が可能なため、お気軽にご相談ください。