古くなったスレート屋根の正しいメンテナンス方法 カバー工法とは!?
■屋根のカバー工法とは?
屋根カバー工法とは、古くなってきたスレート屋根に、防水紙と軽量の板金をかぶせる工法のことをさします。
スレート屋根やコロニアルは25年~30年程度で内部の防水紙が寿命をむかえ、雨漏りのリスクが跳ね上がります。
そのため築25年経過した屋根材は抜本的な工事が必要となってきます。葺き替え工事では処分費や施工費が高くなってしまいますが、カバー工法は葺き替え工事に比べて処分費もかからず施工コストも抑えることができます。
※注意しなければならないこととして、スレート屋根・コロニアルについては塗装をしても雨漏れを防ぐことはできません。「塗装をすれば大丈夫」という業者さんには注意が必要です。
■カバー工法を採用できる屋根
カバー工法は、原則コロニアル・カラーベストに限られます。
以下の屋根にはカバー工法の施工はできません。
・陶器瓦・モニエル瓦
カバー工法は屋根がフラットでないと施工ができません。
また、瓦屋根は重量が重くその上にカバーは適しません。
・錆が進行したトタン屋根
トタン屋根自体は、カバー工法が可能ではあります。
しかし、錆ついてしまい、下地が劣化や腐食してしまっているとカバー工法はできません。
・劣化しきったコロニアル
こちらも、トタン屋根と同じで、下地が傷んでしまっているとカバーが困難な場合があります。
■カバー工法の耐久性
カバー工法は30年以上の耐久性を見込めます。
しっかりと計画を立てて工事を行えば屋根に関しては屋根に関しては、メンテナンスフリーにすることも可能です。
■屋根カバーの施工手順
実際に施工した現場を見ていきましょう。
こちらは25年たった現場です。
既存の屋根の棟を撤去し、防水紙を敷き詰めていきます。
仕上がりも非常にきれいになりました!
リフォームスタジオニシヤマでは、外壁塗装のみならず板金工事も多く承っております。
お家の事で気になることがあればお気軽にご相談ください!!