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【シロアリ予防工事】見えない床下こそ住まいを守る重要ポイント!ガントナーSCを使用した防蟻工事をご紹介

こんにちは!

今回は、シロアリ防蟻工事について詳しくお話しさせていただきます!

 

一般住宅にて、シロアリの予防工事を行いました。

外壁塗装や屋根工事は、お住まいの見た目がきれいになるため劣化にも気付きやすく、多くの方が定期的なメンテナンスを検討されます。しかし、床下は普段目にする機会がほとんどありません。そのため、「一度も床下を点検したことがない」という方も少なくありません。

実は住宅を支えている土台や大引、束柱などの重要な構造材はすべて床下にあります。どれだけ外壁や屋根がきれいでも、床下でシロアリ被害が進行してしまえば住宅全体の寿命や耐震性に大きな影響を及ぼす可能性があります。

私たちが点検に伺うと、

「羽アリが飛んできた」
「床が少しフワフワする」
「玄関や浴室付近の床が沈む気がする」

このようなお問い合わせをいただくことがあります。

実際に床下へ入って調査すると、外からでは全く分からない場所でシロアリが土台を食害しているケースも珍しくありません。

だからこそ大切なのが「予防」です。

病気と同じように、住宅も被害が出てから治すより、被害が出る前に対策する方が費用も抑えられ、大切なお住まいを長く守ることができます。

 

ゴキブリと親戚?

シロアリはアリではなくゴキブリの仲間です。

「シロアリ」という名前からアリの仲間だと思われていますが、実は分類上はゴキブリの仲間です。

なので、シロアリ防蟻工事を行うと親戚関係のゴキブリまでいなくなります!

DNA解析が進んだ現在では、ゴキブリと共通の祖先を持つことが分かっています。

さらにシロアリは約3億年前から存在するといわれており、恐竜が誕生するよりも前から地球上で暮らしてきた非常に古い昆虫です。自然界では倒木や枯れ木を分解し、森林の循環を支える重要な役割を担っています。つまり、森の中では決して悪者ではありません。


しかし住宅では話が変わります。

住宅の柱や土台もシロアリにとっては倒木と同じ「セルロース」という栄養を豊富に含んだ木材です。

一度侵入すると人目につかない床下で静かに食害を進めるため、発見が遅れることが非常に多い害虫なのです。

シロアリは木材を食べているわけではない?

実はシロアリは木材そのものを栄養にしているわけではありません。

木材に含まれる「セルロース」という成分をエネルギー源にしています。

しかし意外なことに、シロアリ自身はセルロースを消化する能力を持っていません。

シロアリの腸内には原生生物や細菌など数多くの微生物が共生しており、それらがセルロースを分解することで初めて栄養として吸収することができます。

さらに脱皮をすると腸内の微生物も一緒に失われるため、仲間同士で口移しにより微生物を受け渡す「トロファラキシス」という行動を行います。

この習性は現在の防蟻薬剤にも活かされています。

薬剤に触れたシロアリが巣へ戻り、仲間との接触を通じて薬剤が広がる「伝播効果」が期待できるのです。

ヤマトシロアリとイエシロアリ

日本の住宅被害のほとんどは2種類

日本には20種類以上のシロアリが生息していますが、住宅に被害を与えるのは主に「ヤマトシロアリ」「イエシロアリ」です。

愛知県を含む東海地方ではヤマトシロアリが最も多く見られます。

ヤマトシロアリは湿気を好むため、

・浴室
・洗面所
・玄関
・勝手口
・北側の日当たりが悪い場所

などから侵入するケースが多くあります。

一方、イエシロアリは西日本を中心に生息しており、一つのコロニーが100万匹を超えることもあります。

建物全体へ一気に被害を広げるため、非常に警戒が必要な種類です。

ベタ基礎でも安心とは言えません

「うちはベタ基礎だからシロアリは出ませんよね?」

現地調査で最も多くいただく質問の一つです。

結論から言うと、ベタ基礎でもシロアリは侵入します。

シロアリはコンクリートを食べることはできません。

しかし約0.6mmほどのわずかな隙間があれば侵入できると言われています。

例えば、

・配管の周囲
・基礎の打ち継ぎ部分
・乾燥によるヘアークラック
・玄関土間との取り合い

など、住宅には意外と多くの侵入口があります。

シロアリは「蟻道(ぎどう)」と呼ばれる土のトンネルを作り、その中を移動します。

これは乾燥や紫外線を避けるためであり、床下点検で蟻道が見つかった場合はシロアリが活動している可能性が非常に高くなります。

床下点検では、この蟻道の有無も重要な確認ポイントの一つです。

今回の予防工事では「ガントナーSC」を使用しました。

ガントナーSCは現在の防蟻工事で多く採用されている非忌避性(ひきひせい)の薬剤です。

昔の防蟻剤は、シロアリが薬剤を嫌って近寄らなくなるタイプが主流でした。

しかし、それでは薬剤のない場所へ逃げてしまい、完全な予防が難しいという課題がありました。

ガントナーSCはシロアリが薬剤に気付きにくく、自然に接触します。

そのまま巣へ戻ることで仲間にも薬剤が広がり、コロニー全体への効果が期待できるのが大きな特徴です。

また、現在の防蟻薬剤は人やペットへの安全性にも十分配慮されており、適切な施工を行うことで安心してお住まいいただけます。

 

「防蟻工事」と聞くと、床下へ薬剤を散布するだけの作業をイメージされる方もいらっしゃいます。しかし、実際の施工では住宅の構造や床下の状況を確認しながら、シロアリが侵入しやすい箇所を重点的に処理していきます。

床下へ進入した後は、土台や大引などの木部だけでなく、配管の貫通部や基礎の立ち上がり、束石の周辺なども丁寧に確認します。シロアリは木材だけでなく、わずかな隙間を利用して建物内部へ侵入するため、侵入経路となる可能性のある箇所をしっかり処理することが重要です。

また、床下には給排水管やガス管、電気配線なども通っています。これらを傷つけることなく、安全に施工するためには床下での作業経験と知識が欠かせません。

 

なぜ防蟻工事は5年ごとと言われるのか?

お客様からよくいただく質問の一つが、「一度施工したら、もう安心ですよね?」というものです。

もちろん施工直後は高い防蟻効果が期待できますが、現在使用されている防蟻薬剤は、人やペットへの安全性、そして環境への配慮を重視して開発されています。そのため、以前のように何十年も薬剤が残るものではありません。

現在の防蟻工事では、一般的に約5年間を目安に再施工が推奨されています。

これは薬剤の性能が悪いからではなく、適切な期間でメンテナンスを行い、住宅を長く守るという考え方です。

車の車検や給湯器の点検と同じように、お住まいも定期的なメンテナンスを行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

 

床下は住宅の中でも特に過酷な環境

床下は普段見ることがありませんが、住宅の中でも特に過酷な環境です。

季節による温度差や湿気の影響を受けやすく、梅雨や夏場には湿度が高くなります。また、冬場には結露が発生することもあります。さらに、給排水管からのわずかな漏水や換気不足が重なると、木材にとって非常に厳しい環境となります。

シロアリは湿気を好むため、このような環境は活動しやすい条件が揃っています。

床下換気口が物で塞がれていたり、雑草が伸びて風通しが悪くなっていたりすると、湿気がこもりやすくなるため注意が必要です。

防蟻工事だけでなく、床下環境を良好に保つことも住宅を長持ちさせるための大切なポイントです。

シロアリ被害は耐震性能にも影響

シロアリ被害は、「木が少し傷むだけ」と思われがちですが、実際には住宅全体の安全性にも関わります。

住宅を支えている土台や柱が食害されると、本来の強度を維持できなくなる可能性があります。

木材は表面だけ見ると問題がないように見えても、内部だけが食べられて空洞になっているケースもあります。

そのため、外から見ただけでは被害の大きさを判断できません。

過去の地震被害の調査では、シロアリや腐朽菌によって土台が弱くなっていた住宅ほど、大きな被害を受けた事例も報告されています。

もちろん、シロアリだけが原因ではありませんが、住宅の構造材を健全な状態で維持することは、安心して暮らし続けるためにも重要です。

 

被害が出てからでは修繕費用が大きくなることも

シロアリ被害は、初期段階であれば部分的な補修で済む場合があります。

しかし、長期間気付かずに放置してしまうと、土台や柱の交換、床の張り替えなど、大規模な工事が必要になるケースもあります。

予防工事と比べると、修繕費用が数倍以上になることも珍しくありません。

だからこそ、「まだ被害がないから大丈夫」ではなく、「被害が出る前に守る」という考え方が大切です。

定期的な床下点検を行うことで、シロアリだけでなく、水漏れや木材の腐朽など、他の異常も早期に発見できる可能性があります。

 

今回の施工について

今回のお住まいでは、シロアリ被害は確認されませんでしたが、予防としてガントナーSCを使用した防蟻工事を行いました。

床下全体を確認しながら、下記写真部分など、シロアリが侵入しやすい箇所を丁寧に施工しております。

被害が発生してからの駆除工事ではなく、「これからも安心して住み続けるための予防工事」という点が、今回の大きなポイントです。

住宅は、一生の中でも大きなお買い物です。

だからこそ、外壁や屋根だけでなく、普段見えない床下のメンテナンスにも目を向けることが、お住まいを長持ちさせることにつながります。

シロアリ被害を防ぐために普段からできること

シロアリは自然界に存在する生き物であるため、完全にゼロにすることはできません。しかし、日頃から住まいの環境を整えることで、シロアリが寄り付きにくい環境をつくることは可能です。

例えば、床下の換気口付近に物を置いてしまうと風通しが悪くなり、湿気がこもりやすくなります。シロアリは湿度の高い環境を好むため、床下の換気を妨げないことは非常に大切です。

また、建物の周囲に木材や段ボール、枯れ枝などを長期間置いておくこともおすすめできません。これらはシロアリのエサや住処となる可能性があり、そこから住宅へ侵入するきっかけになることがあります。

さらに、雨どいや給排水管からの水漏れにも注意が必要です。少量の水漏れでも長期間続けば木材が湿り、シロアリだけでなく腐朽菌が発生する原因にもなります。

住宅のメンテナンスというと、外壁や屋根に目が向きがちですが、床下の環境を良好に保つことも、住まいを長持ちさせるためには欠かせません。

 

プロによる床下点検の重要性

床下は高さが4050cmほどしかない住宅も多く、ご自身で点検することは簡単ではありません。また、暗く狭い空間のため、無理に入るとケガをする危険もあります。

プロによる床下点検では、シロアリの有無だけでなく、木材の腐朽や水漏れ、基礎の状態、過去の被害跡などもあわせて確認します。

「今は異常がない」ということを確認できるだけでも安心につながりますし、万が一異常が見つかった場合でも、早期発見・早期対応によって修繕費用を抑えられる可能性があります。

住宅は定期的にメンテナンスを行うことで、より長く快適に住み続けることができます。外から見えない床下だからこそ、5年を目安に防蟻工事や床下点検を実施し、大切なお住まいをシロアリ被害から守っていきましょう。

 

まとめ

シロアリは、人の目に触れない場所で静かに活動するため、気付いたときには被害が大きくなっていることも少なくありません。

特に築年数が経過した住宅や、防蟻工事から5年以上経過している住宅では、一度床下点検を行うことをおすすめします。

今回使用した「ガントナーSC」は、高い防蟻性能と安全性を兼ね備えた薬剤であり、住宅を長期間守るための予防工事に適しています。

リフォームスタジオニシヤマでは、外壁塗装や屋根工事だけでなく、シロアリ予防工事や床下点検も承っております。

「前回の防蟻工事から5年以上経っている」「一度も床下を見てもらったことがない」「羽アリを見かけて不安」といった方は、ぜひお気軽にご相談ください。

見えない場所だからこそ、定期的な点検と予防が大切です。

大切なお住まいを長く安心して守るために、私たちがお手伝いさせていただきます。

 

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