【電話受付】9:00~18:00 【定休日】水曜日  メール・LINEは24時間受付中!

blog

屋根雨漏れの最大要因 トップライトのメンテナンス方法

明かり取りや通風といった目的で屋根に導入されているトップライト(天窓)

室内を自然な光で明るく照らしたり風通りを良くしたりとメリットのあるトップライトですが、吹き抜けなど高い位置に設置されており、普段からメンテナンスや状況の確認をすることが困難であります。特にトップライトの構造を理解されておらず

雨漏れが発生し、どのように対処したほうがいいかわからず、困ってしまう方もいると思います。

今回はトップライトの特徴やメリットデメリットなどと共にどのようなメンテナンスが必要なのかをご紹介いたします。

こちらがトップライト(天窓)です。
室内からはきれいに見えますが、外部からみると汚れているのが確認できます。

ガラス回りのシールが傷んでいるのがわかります。ガラスシールが劣化し雨漏れにつながる部分でもあります。3写真のように雨漏れが発生します。

そしてガラスシール回りと同じくらい重要な場所があります。それが赤枠で囲っている部分「エプロン」と呼ばれる個所です。いまだに見かけるエプロンは鉛製のものが多く、破れたり劣化したりします。

近年ではアルミ製に変わっています。鉛などが使用される理由としては、素材自体が柔らかく

瓦屋根の形状に合わせて施工することができるためです。

エプロンのメンテナンス方法としては、既設のエプロンを新しいものに張替える工事になります。まずはエプロン回りの瓦を外していきます。木下地が見えます。ここから雨水が浸水し雨漏れにつながります。


古いエプロンを外しましたら、新しいエプロンに張替えをしていき、外した瓦を復旧していきます。

以上がトップライトメンテナンスの一部になります。

 

今回はエプロンの劣化が見受けられたため、張替工事を実施しましたが

実際に雨漏れが発生していたりしたケースですと、下地の造作が必要になったりと

大掛かりになる場合もあります。そのため、トップライトを撤去してしまう方もいらっしゃいます。

ご自宅にトップライト(天窓)があるお宅で一度もメンテナンスをされていなのであれば

状態の確認などが必要になります。室内から確認しても判断が難しいため

弊社のような建物構造を理解している会社に点検など実施することをオススメいたします。もちろん弊社にもぜひ一度ご相談いただければお客様のニーズに合わせた提案をさせていただきます!!